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チームワークを個人の力に50年以上の伝統の絆も
バトンパスでつなぐ
陸上サークル「工体連陸上競技部」

イメージ前列左から、中村公美さん(生命科学部環境応用化学科4年)、青木陸さん(理工学部創生科学科2年/主将)、後列左から、萩原大樹さん(理 工学部機械工学科3年)、代賢太郎さん(理工学部経営システム工学科3年/前主将)、武田悠希さん(理工学部機械工学科2年)

イメージ今毎年8月中旬に行われる菅平高原での夏合宿の様子

昨年、創部50周年を迎えた伝統を持つ工体連陸上競技部。小金井キャンパスに属し、実験や課題などで忙しい時間の合間、週に2回活動しています。

「練習中は自分の限界に挑戦している感じで、正直『もう辛い』と思うこともあります」と苦笑いしたのは、400m走の成長株と期待されている武田さん。「でも、試合でいいタイムを残せた時は、それまでの苦しさを超える喜びになる。悔しさは残したくないので、きついけれど頑張っています」と力強く語ります。

現在59人いる部員は、短距離走と中・長距離走、さらに跳躍や投てき競技を行うフィールド競技の3グループに分かれて活動しています。「陸上種目は個人競技ですが、チームの協力なしには強くなれません」と明言するのは前主将の代(だい)さん。

「フォームや動きを調整するとき、自分の感覚だけを頼りに試行錯誤しても限界があります。映像撮影を頼んだり、客観的な意見を聞いたりすることも大事です。そういう意味で、チームメート全員がお互いのサポーターとなっています」

「OB・OGとの縦のつながりにも、力をもらっています」と語るのは萩原さん。「創部当時を知っているような大先輩が、今でも試合の応援に来て激励の言葉をくれます。年代を超えた仲間として応援してくださる先輩方の存在はとても励みになりますし、期待に応える結果が出せた時はうれしいですね」

イメージ昨年の、 関東理工系学生対校陸上競技大会にて。各種目で3位内に入賞し、 賞状を手にした部員たちの笑顔がまぶしい

イメージ昨年開催された創部50周年記念式典では、年代を超えて共にトラック&フィールドで汗を流した仲間たちが集った

そうして積み重ねた練習の成果は競技会で発揮されます。「毎年9月に開催される関東理工系学生対校陸上競技大会は、創部とほぼ同時期に始まり、初回から欠かさず出場している伝統ある大会です」と紹介してくれたのは中村さん。「競技ごとに獲得したポイントの総合計を競う団体戦なので、参加する選手はもちろん、応援にも熱が入ります。今年も各種目で好記録が相次いで、特に4×100mリレーでは男子は2位、女子は1位で3連覇を果たしました」と笑顔を見せます。

この9月から新たに主将を務める青木さんは、秋から冬にかけて開催される、関東大学クラブ対抗陸上競技大会と関東大学クラブ対抗駅伝大会に向けて、意気込みを強めています。「代替わりしたばかりで手探り状態ではありますが、立ち止まるわけにはいきません。一人一人の目標を尊重しながら、チームとしても成長したい。理系らしく考察と分析を経た実践を繰り返しながら、速さや強さを目指していきます」と意欲に燃えます。


陸上サークル「工体連陸上競技部」

青木陸さん(理工学部創生科学科2年/主将)
中村公美さん(生命科学部環境応用化学科4年)
代賢太郎さん(理工学部経営システム工学科3年/前主将)
萩原大樹さん(理 工学部機械工学科3年)
武田悠希さん(理工学部機械工学科2年)


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