一人ひとりの夢を形に"ワクワク"を日本へ、世界へ
リベラルサークル 「Libertyer」
それぞれが担当する小サークルのロゴマークや機材を掲げて、左から福島さん、秋山さん、大内さん、高橋さん、小川さん。福島さんが持つLibertyer のロゴは、広い視野と自由な発想の象徴「広がる翼」を共通概念「テクノロジー」で束ねたデザイン
老若男女問わず多くの方から反響を得た、11 月の小金井祭でのプラネタリウム
計23人の中には市ケ谷キャンパスのメンバーも
被災地での開催を皮切りに、学外各所へも広がりを見せている「星空観望会」。写真は、2013年2月の福島での開催風景
(写真:Motofuji Taro)
夢への思いを形にしようと2011年に発足した「Libertyer(リバティア)」。サークル内に「小サークル」と称するプロジェクトごとのグループを作り、相互に協力しながら各々のテーマを実現する、「リベラルサークル」というユニークな組織体制で活動しています。
これまで、高度30キロメートルを目指して放球した宇宙気球プロジェクト「ELPIS」やJAXAの協力も得た展示会「UOA宇宙飛行士養成大学」など、独自の視点で企画を実践してきました。
10月には初の代替わりを実施。今年度最も所属人数が多い「天文研究会」は、11月の小金井祭で昨年度から念願だったプラネタリウムを展示しました。副リーダーの小川麗さんは「段ボール製プラネタリウムドームとピンホール式投影機の作成では、特に投影機の星となる穴をできるだけ小さくするのが大変でしたが、メンバー同士で試行錯誤したからこそ実現できました」と振り返ります。
実験プロジェクト「LS LAB」のリーダーに抜擢された1年生の秋山優太さんは就任早々、静電気発生装置での実験を履行。「実験は宇宙のメカニズムを知る一手段。現象を体感しながら分析できるのは面白いです」と語ります。「研究にも役立ちます」と続ける、前リーダーの高橋憲生さん。「内容は脳に関するものですが、テーマを掲げて仮説を立て、戦略を練って実行するプロセスは、Libertyer での活動と同じです」と活動成果を話します。
創設メンバーの中にはロボットコンテストで入賞を果たした人がいるなどそれぞれが成長を遂げていますが、「何より変化を感じるのは、学内外からプロジェクト参画や取材の依頼が増えたことです」と、創設者で前代表の福島広大さん。着実に信頼を得てきたことで、「活動範囲が広がり、自分たちの夢にも近づけるという好循環が生まれています」。福島さん自身も今秋、夢の一つであった国際貢献の第一歩として、カンボジアでの天文教育普及活動を完遂しました。
「自らの夢を叶え、多くの人をワクワクさせられる組織にする」ことを目標にしてきたLibertyer。新代表の大内佳菜さんは「所属人数が倍増し、周囲からも期待される存在になれたからこそ、初心に立ち返り、活動をさらに盛り上げていきたいです」と抱負を語り、今年度新たに「TOEIC(R)勉強会」を立ち上げたのだと、目を輝かせます。
- リベラルサークル 「Libertyer」
福島 広大(ふくしま こうだい)さん(前代表・理工学部創生科学科3 年)
秋山 優太(あきやま ゆうた)さん(「LS LAB」リーダー・理工学部創生科学科1 年)
大内 佳菜(おおうち かな)さん(代表・「天文研究会」および「TOEIC(R) 勉強会」リーダー・理工学部創生科学科2年)
小川 麗(おがわ うらら)さん(副代表・「天文研究会」副リーダー・理工学部創生科学科2 年)
高橋 憲生さん(たかはし けんしょう)(前広報・前「LS LAB」リーダー・理工学部創生科学科3 年)
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