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原文に触れて行間を読み解き私だけの『源氏物語』を紡ぐ
文学部日本文学科 加藤 昌嘉 教授ゼミ

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『源氏物語』を原文で読み解く文学部日本文学科の加藤昌嘉ゼミの学生に取材。作品の魅力や印象的な学びを中心に語ってもらいました。
千年以上前から人々に愛され、今年NHKの大河ドラマでも注目を集める『源氏物語』。加藤ゼミの学生は、その魅力をこう語ります。
「人間味にあふれていて親しみやすい」「現代のドラマや漫画のように、物語の点と点がつながる場面があって面白い」「人物同士の心の動きを想像しながら読むのが楽しい」
次々と挙がる「推し」ポイントからは、三者三様の作品への向き合い方が見えてきます。
ゼミでは複数の現代語訳を基に原文を読み解き、自分の解釈を発表します。『源氏物語』が好きなもの同士、白熱したディスカッションが繰り広げられることも多いとのこと。 作品誕生の地である京都でのゼミ合宿では、平安装束の着付け体験や物語の聖地巡りなど、さまざまな企画が行われました。
「より深い作品理解につながった」「新たな解釈が生まれ、ゼミ内の発表にも活かせた」など、数々の収穫が得られたそうです。
加藤ゼミでの学びを糧に、学生たちはそれぞれの夢を語ります。
「生徒たちに、自分の解釈で作品を読む面白さを伝える国語教師に!」
「文化庁職員を目指し、史料の保存などを通じて古典作品の素晴らしさを広めたい!」
学生たちの『源氏物語』に対する深い愛と活発な議論を支える仲の良さが感じられる取材となっています。

https://www.hosei.ac.jp/pickup/article-20240403123753/


文学部日本文学科 加藤 昌嘉 教授ゼミ