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英語劇からスピーチまで「話す経験」を積み重ねて自身の英語力を磨く
英語研究会ESS

イメージ上段左から、髙橋颯良さん(キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科3年/代表)、渭川建さん(文学部英文学科3年)、下段、山北康生さん(国際文化学部国際文化学科3年)

イメージ夏合宿を境として、1年生の部員はセクションの希望を決めて本格的な活動を始めることになる(写真は2019年に開催した夏合宿)

イメージ2020年に行われた春合宿での集合写真(写真撮影時のみマスクを外しています)

イメージ2021年の春合宿はオンライン開催。例年は対面で行う英語競技をオンライン上でできるように工夫して、4日間のリモート合宿をやり遂げた

意識的に英語を話す機会を設けながら、語学力を磨く活動を続けている英語研究会ESS(以下ESS)。「ESSには、活動形態の異なる五つのセクションがあり、部員は自分のやりたい活動に応じて、いずれかのセクションに属しています」と概要を紹介してくれたのは、代表の髙橋さん。セクションは、英語劇に取り組む「ドラマ」、弁論を行う「スピーチ」、自由に議論する「ディスカッション」、さまざまな角度から討論する「ディベート」、外国人のガイドや映画評論などを行う「リタラチャー」の5種類。日常の活動はセクションごとに行われています。「いずれのセクションも1年生が中心となって活動できるような体制を組んでいます。上級生は1年生が前向きに活動できるようにサポートしているので、学年を越えて部員同士が温かい関係を築けています」と髙橋さんは胸を張ります。

サークル内全体の交流の場にもなっているのが、年に2回開催される合宿。そこでの恒例行事が「レセテ」と呼ばれる、英語のスピーチの暗唱大会です。「初めて参加した夏合宿での夏レセテの経験が、強烈に印象に残っています」と語るのは山北さん。「その時は、『I have a dream.(私には夢がある)』で有名なキング牧師のスピーチを暗唱しました。先輩方の手を借りて幾度も練習を繰り返し、自分でも驚くほど熱中して取り組んだので、入賞できた時は感動しました。その時の思いが忘れられなくてスピーチセクションでの活動を選んだほどです」と思い出を振り返ります。

セクションごとにスピーチや討論大会などにも積極的に参加。全国大会の優勝者なども輩出しています。他大学のESSサークルとの交流もいい刺激となって、モチベーション維持にもつながっています。

2020年以降は新型コロナウイルス感染症の影響で、行動に制約が生じているものの、ウェブ会議ツールを利用したオンライン企画を増やして、活動の幅を広げています。「これから新入部員が本格的に活動に加わってくるので、できたら対面で活動したい思いはあります。その場にいることで味わえる緊張感や感動を、後輩たちにも体験してもらいたいので」と語る渭川(いがわ)さん。「ただ、オンライン活動しかできなくても、工夫の余地はあると思っています。どうすれば楽しめるのか、皆で盛り上がれるのかを考えながら、前向きに活動していきたい」と明るく語ります。

※今回はオンラインで取材しています

(初出:広報誌『法政』2021年8・9月号)


英語研究会ESS

髙橋颯良さん(キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科3年/代表)
渭川建さん(文学部英文学科3年)
山北康生さん(国際文化学部国際文化学科3年)


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