自由なスタイルで作品制作に打ち込み 全員で晴れ舞台を作り上げる
放送研究会Media Wave
上段左から、山﨑健太朗さん(理工学部電気電子工学科3年、代表)、山口龍之介さん(情報科学部ディジタルメディア学科2年)、 下段左から、朝比奈佑樹さん(情報科学部ディジタルメディア学科3年)、古明地彩乃さん(情報科学部ディジタルメディア学科2年)
小金井キャンパスで活動する映像・放送系サークル「放送研究会Media Wave」。
「映像制作からドラマ制作、ラジオのトークライブなど、多様なジャンルの作品づくりを手掛けています」と語るのは、代表の山﨑さん。「作品づくりには、企画、編集、出演といろいろな役割がありますが、どのように関わるかは自分次第です。制作ノルマなどもなく、のびのびと自由に好きなことができる雰囲気が、このサークルの魅力の一つです」
中学時代から自己流で映像制作を始めていた古明地さんは、同志を求めて入部。今では主にモーショングラフィックス※ 1などを駆使して、ミュージックビデオ作品づくりをしています。「今までは個人で作品づくりをしてきましたが、部内に映像制作を手掛ける同期のメンバーがいるので、ゆくゆくは協力し合って合作をつくろうと計画しています」と笑顔を見せます。
2019年5月新入部員の歓迎を兼ねてキャンパス近くの公園でバーベキュー
毎年8月と2月には大学の映像系サークルが集うOMEC※2モニター会にも参加する他、年7回はキャンパス内の教室を借りて定期的に番組発表会を開催。動画上映や生ライブなどの形式で、完成した作品を披露しています。当日は、会場の設営準備から、司会進行(MC)、機材操作などの裏方作業まで、全員が協力し合って晴れ舞台を作り上げます。
2020年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で、活動はオンラインが主体に。ミーティングはウェブ会議になり、番組発表会の場はインターネット上の動画サイトを利用した配信というスタイルに変わりました。
作品づくりへの影響も少なからずありますが、今できることの中で、部員たちはそれぞれに工夫を始めています。山口さんは「出演者として作品を盛り上げるのが好き」と、コンビを組んでラジオ風のトーク番組を手掛けていました。学校内での収録ができなくなったことから、インターネットでのライブ配信に初挑戦。「番組紹介を兼ねて30分ほどトークしました。とても緊張しましたが、無事にやり遂げられました」と満足感をにじませます。
年2回開催する合宿の一番の目的は、部内の親睦を深めること。2019年夏は群馬県で開催し、キャンプファイヤーで締めくくった
「新歓のイベントがほとんどできず、新入部員の募集もSNS(交流サイト)でのやりとりが中心でしたが、他の学年と変わらないほど、新しい仲間が加わってくれました」と喜ぶ朝比奈さん。「例年と違う戸惑いはありますが、オンラインをうまく活用しながら、活動が下火にならないように、みんなで協力し合っていきたいと思います」と力強く語ります。
※今回はオンラインで取材しています
大学祭で番組発表会を終えての一枚。作品にちなんだコスプレなどで場を盛り上げた
※1 モーショングラフィックス:ロゴや文字、図形、写真などにアニメーションのような動きをつける技術
※2 OMEC:正式名称はOpened Media Entertain Circles。現在は10大学12団体が所属。年2回ドラマ仕立ての映像作品を募集したコンテスト形式の上映会を開催している
(初出:広報誌『法政』2020年10月号)
- 放送研究会Media Wave
山﨑健太朗さん(理工学部電気電子工学科3年、代表)
朝比奈佑樹さん(情報科学部ディジタルメディア学科3年)
山口龍之介さん(情報科学部ディジタルメディア学科2年)
古明地彩乃さん(情報科学部ディジタルメディア学科2年)
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