大阪教育大学附属池田小学校 2年
わたしは日曜日が大好きです。なぜなら、お父さんとお母さんがなかなかおきてこないので、大好きな、
「とくべつたまごかけごはん」
をいっぱい食べられるからです。食べるじゅんびをするのは、二才とし上の姉とわたしと二才とし下の弟です。
みんなたくさんおちゃわんに白ごはんをいれてたまごをわって、しょうゆをいれて、かきまぜてかんせいです。姉と弟はしょうゆを少し多めにいれるけれど、わたしは、しょうゆを少なめにいれるのが好きだから心の中で、
「少なめの方がおいしいと思うけどなぁ。」
と思っています。
「いただきます。」
と言って、おいしそうな黄色いごはんをおはしにのせて口にいれました。おいしいかドキドキしていたけれど、口の中でしあわせが、ひろがっています。弟に、
「おいしいね。」
と話しかけると、
「一口ちょうだい。」
と言われました。わたしは弟にいつも一口あげています。だから、
「また一口ちょうだいなの?かんべんして。」
と思っています。けれど、
「いいよ。」
と言って一口あげます。なぜなら、わたしのたまごかけごはんを食べて、
「お姉ちゃんのたまごかけごはんおいしいな。」
という弟を見るとわたしもうれしくなるからです。
わたしの作る「とくべつたまごかけごはん」は弟にも、姉にも、作れません。だから、いつか作る時のひみつをおしえてあげたいです。