仙台市立黒松小学校 1年
弟のごはんは、とってもたいへんです。リスみたいに口にいっぱいいれたり、スプーンをおでこから口に、おろしてきたり、いっしょにごはんをたべていると、とても気になります。けさも、いちごをにぎにぎして、わたしてくれました。
弟は、一才になったばかりです。じぶんでたべるれんしゅう中です。何でも手づかみなのでたのしそうです。すきなもののときは、
「ンマンマ、ンマンマ」といっています。
弟は、ごはんが大好きです。パクパクパクパク。おでことほっぺにごはんつぶをくっつけてニコニコしています。お口にごはんつぶをいれてあげます。すると、もっとにこにこして「ねぇーねぇー」とよんでくれます。
ごはんにはじめてきざみのりをかけてあげました。小さな目を丸くして
「お姉ちゃん!おいしい!!」
と、いっているみたいでした。はじめて、かつおぶしをたきたてごはんにかけてあげたときは、ふわふわのかつおぶしが、ちりちりおどっているのをたのしそうに見ていました。一口たべると、
「お姉ちゃん!おいしい!!」
と、またいっているみたいににんまりしました。
わたしは、弟のおしょくじ先生みたいです。わたしがすきなたべものを、はじめて弟がたべたときはいつも、「さすがねぇーねぇ。」といっているみたいにわらいます。
わたしの一ばん好きなたべものは、おばあちゃんがつくる、おだしがしみしみの大こんのにものです。弟もやっぱり好きでした。
ごはんのたべかたを、べんきょう中の弟といっしょのごはんは、がしゃがしゃぐしゃぐしゃたいへんです。でも、はじめての味に、おどろいたりよろこんだり、とてもかわいいです。いっしょだと、おいしさもたのしさもふえます。好きなものもにていてうれしいです。これからも、毎日なかよくたべようね。