世田谷区立若林小学校 1年
一年生のしんがっきがはじまってからなん日かたったある日、生かつかのじゅぎょうでグリーンピースのかわをきょうしつでむくことになりました。はんにわかれて、みんなとむかいあいます。わたしは、はじめての人とはなすとき、とてもきんちょうしてしまいます。
「この、グリーンピースかたいね。」
「なんのりょうりになるのかなぁ。」
「みんなでむくとたのしいよね。」
グリーンピースをむきながらだと、いつのまにかはじめての人とふつうにしゃべれていました。
わたしのかよっている学校では、きゅうしょくをつくる人がひとつひとつ手づくりでつくっています。なので、きゅうしょくのじかん、じぶんたちがむいたグリーンピースがはいったまめごはんがでてきました。
「すごい!」
きゅうしょくがかりさんがふたをあけて中を見ました。
「これは、さっきむいたグリーンピースだ。」
するとみんながあつまってきました。
「おいしそう。」
「はやくたべたいな。」
そのまめごはんのまめはわらっているみたいに見えて、クラスのみんなとわたしみたいでした。
まめごはんをもるとき、
「大もりにして!」
と、だれかがいってまめごはんは大にんきでした。たべてみると、
「ここのまめごはんはランキング一いだね。」
「まめがもちっとしてておいしいね。」
と、いうこえがきこえてきました。
まめごはんをかいだら、ほっとするかおりがしました。たべてみると口の中においしさがひろがって、わたしのきんちょうもどこかへいってしまいました。またあのまめごはんがたべたいなと、いまでもおもいだします。