岐阜市立柳津小学校 6年
私はおばあちゃんの作ったうなぎのかばやきがおいしくて大好きです。
なぜおいしいかというと、家で食べる場合は、スーパーで焼かれたうなぎを買ってきて、たれをかけます。しかし、愛知でうなぎを食べる場合は、海が近いため生のうなぎを買って、切ります。すみを焼き、その後、うなぎを焼きます。
暑い夏にすみ火で焼くのは、あせだくになるほど大変ですが、その分おばあちゃんの気持ちがこもっているのです。それこそがおいしさのひみつなのです。
つやつやした、たきたてで白い湯気がたったご飯の上に、外はカリッと中はフワッとしたうなぎを乗せて出来上がり。
おばあちゃんのうなぎを食べるために、約十人の家族が集まります。たくさんの人が笑顔で食べているすがたを見ていて、おばあちゃんはとてもうれしそうでした。
「もう一まいうなぎ食べていい。」
と、聞くと
「おなかいっぱいになるまで食べな。」
と、言ってくれました。十ぴき分のうなぎのかばやきは、あっという間になくなりました。
私は
「おいしいからまた来年も食べたいなぁ。」
と、言いました。おばあちゃんは
「生きてたらたくさん作るから食べてね。」
と、言ってくれました。
うなぎは暑い夏のスタミナのもとです。おかげで、かぜもひかず一年元気にすごせました。
おばあちゃんの手作りうなぎを食べるために、いつまでも元気でいてほしいです。