羽生市立手子林小学校 3年
コロナウィルスのえいきょうで学校が三ヶ月間休校になり、父と母も、家で仕事をしていました。
父と母が家にいてくれたので、ぼくは、安心でしたが、友だちに会えなくて、毎日つまらなかったです。
ところが、ある日、父が、「夕はんは、みんなで作ろう。」と言いました。
ぼくが、「みんなで?」と聞くと、父は、「そうだよ、うどんを作るんだよ。」と言いました。
ぼくは、うどんは、お店で食べるものか、スーパーで買ってゆでて食べるものだと思っていたのでとてもおどろきました。
家でうどんが作れるんだと思い、とてもわくわくしました。
ぼくは、父と、一緒に近くのスーパーに行きましたが、うどん粉は売り切れでした。
ぼくは、うどんを作れないとがっかりしましたが、父は、「あきらめないぞ。」と言いました。そして、5番目のスーパーでやっとうどん粉を買うことができました。
ぼくは、父は、料理を作ることは、できないと思っていました。
しかし、父は、うどん粉に、水、しおをまぜて、生地というものを作ることを教えてくれました。そして、その生地を、足で力いっぱいふみつけることも教えてくれました。父、母、ぼくの順番で生地を踏みつけていき、生地をねかせました。
ぼくが、ほうちょうで切った生地は、長さがバラバラでしたが、ぐつぐつするなべに入れたらうどんになりました。
ぼくが、うどんをゆでている間に、母が天ぷらとつゆを作ってくれました。
できたてのうどんは、お店で、食べるよりもずっとおいしかったです。
うどんを食べながら、父は、「お母さんは、ポチャリしているから、お母さんが踏んでくれたうどんはこしがでていて、おいしいよ。」と言いました。
なんのことだか、わかりませんでしたが、母が大笑いをしたので、ぼくも、一緒に大笑いしました。
学校で友たちに会えなかったけれど、父と母と一緒においしいうどんを作れて、うれしかったです。