栃木市立栃木第五小学校 4年
ぼくは、おばあちゃんのぼたもちが大好きだ。ぼたもちとは、あんこをのせたご飯だ。ご飯はもち米でできている。ぼくがつかれている時や、行事があってがんばらないといけない時に、おばあちゃんが作って持ってきてくれる。少し固めのあますぎないこしあんにねばりけのあるもち米のご飯が最高においしい。ぼくは、胃腸が弱くて一年に何度も体調をくずす。だけど、おばあちゃんのぼたもちを食べると、元気になったり、がんばろうと力がわいてくる。初めて食べたのがいつだったかわすれてしまったのでお母さんに聞いたら
「気がついたら食べていたからわすれちゃった。」
と言われた。でもこの作文を書いているうちにぼくは思いだした。おじいちゃんが、おぼんにおばあちゃんのお家へおはかから帰ってくる時におばあちゃんが作ってくれて初めて食べたことを。
おじいちゃんは、ぼくが産まれてくる前に、山の事故で死んでしまった。おじいちゃんは、人の役に立つことが大好きでみんなの人気者だったとお母さんに聞いたことがある。ぼくは、おじいちゃんに会ったことがないけれど、おじいちゃんもきっとおばあちゃんの作るぼたもちが好きだったと思う。ぼくは食べると力がわいてくるおばあちゃんのぼたもちが大好きだからきっとおじいちゃんもおばあちゃんのぼたもちで力がわいてきていろんな事をがんばれたのだと思う。
ぼたもちはぼくの大好きなごはんのひとつ。たくさん食べて体力をつけて、おじいちゃんみたいに人の役に立てるようになりたい。