岐阜市立常磐小学校 2年
ぼくがわすれられないきおくは、おととしまで毎年かならず夏に行っていたあいちけんのちた半とうにある海が見えるみんしゅくのごはんです。みんしゅくには、親せきの人たちも来て、ぜんいんで13人ぐらいであそんだりごはんを食べたりします。夕ごはんには、新せんな海の食べものがたくさん出ます。さしみや天ぷら、魚のりょうりがいっぱいです。その中でも、一ばんすきなのは、タコの、そのままのゆでタコとカニまるまる一ぴきです。さいしょにそれを見たとき、
「おいしそうだな。」
と思いました。タコは、自分ですきなだけ、すきなところを、はさみで切って食べます。切ったかんじは、
「ぶちん。」
と切れました。ごはんを食べる時は、みんなのぶんもぼくが切ってあげました。すごくよろこんでくれました。
カニもそのままのすがたで出てきました。からが、すごくかたくて、自分では、食べられません。おとうさんたちに、てつだってもらいながら食べました。カニの頭の中のカニみそというところを、おとうさんは、とてもおいしそうに、食べていたので、どんなあじかなと、思って、ペロッとしました。にがくて、おとなのあじでした。
「おとなになれば、おいしくなるのかな。」
と、思いました。
そんな、おいしいごはんを食べれていたみんしゅくですが、きょ年から、みんしゅくの人が、びょうきになって、へいてんしてしまいました。そのみんしゅくが、大すきだったので、かなしくて、かなしくて、なみだが出てしまいました。おかあさんのあかちゃんのころから、ずっと毎年、あそびに行っていたそうです。ぼくも、大きくなるまで、ずっとあそびに行きたかったです。でももう、行けないので、ごはんや、あそんだことをわすれずにいたいです。