宝塚市立宝塚小学校 1年
わたしがわすれられないのは、きょ年いったあわじしまのホテルでたべたごはんです。おとうさん、おかあさん、おじいちゃん、おばあちゃん、いとこたちもいっしょにいきました。
わたしはしょくもつアレルギーがあって、いつもおべんとうをもって出かけます。おみせのごはんはほとんどたべられません。でも、このときのりょうりには、アレルギーでもだいじょうぶなものがありました。だから、みんなといっしょのものをたくさんたべられました。
みんなとおなじものをたべられるなんて、うれしくてゆめみたいでした。たべられたのは、ぎゅう肉のしゃぶしゃぶと、たいやえびのむしやきです。しゃぶしゃぶは、お肉がとてもやわらかくて、かむとお口の中ですうっととけました。こんなにやわらかくておいしいお肉なら、まい日でもたべたいなあとおもいました。おばあちゃんが、「もっとたべ」と言って、お肉をわけてくれました。さかなやえびは大きななべの中で、あつい石にのっていました。たいはとても大きくて、おなかのみがまっ白でした。しおのあじがして、あつあつでおいしかったです。こぼすともったいないから、そっとたべました。えびもたべました。からをむいたら、プリッと音がして、オレンジと白いろのみが出てきました。それにかじりつくと、しょっぱくてあまいあじがしました。「おいしい!」と大きなこえで言うと、みんなもにこにこして、わたしのほうを見ていました。
大すきなかぞくといっしょに、おなじものをたべられて、この日のごはんは、とくべつにおいしいものでした。あんまりおいしかったので、たべすぎておなかがくるしかったです。またあのごはんを、かぞくみんなでたべにいきたいです。こんどは、もっとたくさんたべたいです。
小学校低学年・高学年の部(作文)最優秀賞受賞者と読売KODOMO新聞の読者がよみうりランドのメニューを考案しました!