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「実学」教育が進行中。「経済経営学部」に続き、新たに「教育学部」が開設

蓮花 一己学長

常に進化を続ける
「実学」教育

学長写真

「実学」教育を通して地域の
課題を解決する力を身に付ける

本学では、「実学の帝塚山大学」というコンセプトを掲げ、豊かな歴史遺産や文化資源に恵まれた奈良でさまざまな学びを展開しています。「実学」教育とは、学生たちの未来を見据え、その「人生を豊かにする力を身に付ける教育」であると考えています。

「実学」教育を充実させるために、本学ではプロジェクト型学習を通した実践講座を数多く用意しています。奈良県内の自治体と連携し、これまでに、若い世代の野菜摂取をテーマとした「帝塚山大学・無病息災で元気100%」や、不登校の子どもを支援する取り組みなどを進めてきました。いずれも地域の資源を生かしながら、課題解決のアプローチを見出した地域の課題解決に向けた提案で高い評価を受けています。

進化し続ける帝塚山大学
新たな学びが進行中

今年誕生した「経済経営学部」は、実際のビジネス現場を想定したカリキュラムを用意し、理論と実践を体系的に学ぶ新しい教育課程を作り上げました。

コミュニケーション英語や希望の進路に導く多彩な実学プログラムの充実など複雑化した現代社会に即応した学修内容が高く評価され、初年度は定員を上回る新入生の皆さんを迎え入れることができました。

また、これからの初等教育に携わる教員には「子どもの資質、能力を伸ばす教育」が求められているため、2019年度には、現代生活学部こども学科を改組し、教育学部こども教育学科を新設します。教育学部においても小学校教諭・幼稚園教諭・保育士の3資格を無理なく同時取得できるカリキュラムを用意しています。本学では、幼稚園から大学までが同じキャンパスに設置されているという総合学園のメリットを生かし、日ごろから子どもたちに接する機会を設け、学生の実体験に基づいた学びをサポートしています。

地域創生・地域発展に資する
学際的「奈良学」研究を推進

本学は、文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」に採択され、本学が提唱し、これまで培ってきた「奈良学」の学際的研究を通じた地域の活性化を目指す取り組みを推進しています。

食文化や伝統産業分野における研究として、大和野菜を用いた本学プロデュースの「ベジサイダー」がすでに商品化されています。また、美術館や外部の研究所と連携した奈良仏像史の研究、正倉院宝物に関連した調査などの研究も進行中です。奈良にある大学だからこそ可能となる多彩な分野の学際的な研究を今後も進化させていきたいと思います。

学長写真
Profile
蓮花一己(れんげ・かずみ)
帝塚山大学学長、博士(人間科学)。交通心理学、産業心理学。1987年帝塚山大学着任。学部長・研究科長・副学長などを歴任し2017年4月より現職。公益財団法人国際交通安全学会理事、国際応用心理学会交通心理学部門理事など兼任。著書に『交通行動の社会心理学─運転する人間のこころと行動』(北大路書房)など多数。

ベルリッツの講師による「英語を母国語としない人の英語教育法」で、世界水準の学びを提供する英語塾(Berlitz English Lounge)

〝これからの教育〟を学ぶ新たな学部
「教育学部 こども教育学科」が誕生

帝塚山大学には現在、現代生活学部こども学科がありますが、これからの教育者に求められる知識・スキル・経験を有した教員を養成する「教育学部こども教育学科」を2019年4月に開設します。

これからの教育者には「先生が何を教えるか」ではなく、「子どもが何をできるようになるか」という「子どもの主体性」に重点を置いて指導することが求められています。子どもたちの「自ら考える力」を引き出すためには、自らもともに学び続けられる教員が必要です。

帝塚山大学は同じキャンパス内に幼稚園・小学校・中学校・高等学校が設置されています。新学部では、総合学園ならではの環境を生かし、幼稚園・小学校での連携教育を充実させます。また、中学校・高等学校と連携して、小学生にロボットの組み立てから、これからの教育で注目されているプログラミングまでを教える『帝塚山ロボット教室』に取り組み、教員としての資質を養います。さらには、小学校「英語」教育に対応する授業、スタッフの充実や、総合学園の豊富な人材による教員採用試験対策を行う教職支援センターの設置なども大きな特徴と言えます。

帝塚山中学校・高等学校と協働して、小学生にロボットの組み立てからプログラミングまでを教える『帝塚山ロボット教室』

現代生活学部 学部長
勝美 芳雄教授
(教育学部 学部長就任 予定)

「小学校教諭」「幼稚園教諭」「保育士」の3資格が
同時に取れるカリキュラムがあります!

中学生時代の職場体験で、保育士の先生が子ども全員をしっかり見つつ「いつもニコニコしている」姿に感動し、それ以来ずっと、子どもに優しく接する職業に就きたいと強く思い続けています。そして、帝塚山大学のオープンキャンパスに参加し、小学校教諭、幼稚園教諭、保育士の3資格を同時に取れることや子育て支援センターの存在を知り、先生と学生の距離が近い点も魅力に感じて、この大学に来よう!と思いました。実際に分からないことがあればすぐに先生に聞くことができる、アットホームな大学です。今はオープンキャンパスのスタッフとして、この大学の魅力を高校生に伝えるために頑張っています。

授業では、同じキャンパスにある幼稚園や小学校の連携授業に参加できます。そこでは、多くの先生たちから、さまざまな知識だけでなく、子どもの姿や先生の動きなど教育現場のリアルな状況も学べます。このように恵まれた環境を活用し、私は今、「3資格の同時取得」に挑戦中です。授業の数は多くなりますが、どれも内容が充実していて面白く、無理なく授業に臨めています。実は幼稚園の先生になるか保育士になるか悩んでいます。帝塚山大学に入学したからこその贅沢な悩みです。

総合学園ならではの豊富な人材による教員採用試験対策を実施する教職支援センター

現代生活学部 こども学科 3年
石﨑 風花さん

マナビジョンブック編集長が語る
帝塚山大学のココに注目!

2018年4月に
ビジネスに直結する「経済経営学部」が開設

帝塚山大学に「理論と実践、実体験の融合カリキュラム」を通して学べる新たな学部が新設されました。「経済」と「経営」を有機的に結び付けた学問で、複雑な現代社会のビジネスに対応できる能力を身に付けていきます。大きな特徴は希望進路に応じて選択する「プログラム」にあります。金融・職業会計人・国税専門官などの仕事に直結する「金融スペシャリストプログラム」、国際観光ビジネスに関するニーズを分析し企画立案できる力がつく「国際観光ビジネスプログラム」など、まさに「多彩」です。

他にも「実学の帝塚山」の名にふさわしい、野村證券、近鉄グループ、ANAなど、優良企業と手を携えた「実学講座」、コミュニケートできる英語を学ぶ「英語塾」など、実践力を習得しながら目指す進路へ着実に進める、新しい学びが用意されています。

キャンパス情報
奈良・東生駒キャンパス
  • 経済経営学部 経済経営学科
  • 文学部 日本文化学科
  • 法学部 法学科
奈良・学園前キャンパス
  • 教育学部 こども教育学科(2019年4月開設)
  • 心理学部 心理学科
  • 現代生活学部 食物栄養学科、居住空間デザイン学科

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