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グローバル社会で通用する力を修得できる教育

谷本 義高学長

時代のニーズに応えた
語学+αの国際人を育む

学長写真

街を内包する
新しいキャンパスが誕生!

関西外国語大学に新しいキャンパスが誕生しました。2018年4月に開学した「御殿山キャンパス・グローバルタウン」は、学校ではない学校を創る、キャンパス内に国際的な「街」を創るというのがコンセプトです。

ここはまさに世界の縮図です。世界中からやってくる留学生と本学学生が「ともに学び」「ともに暮らし」「ともに成長する」街。様々な言語と文化が共生する街。それがグローバルタウンなのです。ヨーロッパ風の建物にカフェや芝生広場、至る所にベンチを設けて、学生が自然と集い、交流が生まれる空間を創っています。留学生、本学学生合わせて700人が居住する生活空間があり、国際色豊かで、日本に居ながらにして国際感覚を磨くことのできる環境です。このキャンパスでも全学部の授業が開講され、2つのキャンパスの交流はより活発になっていきます。

建学の精神が礎
国際交流のスペシャリスト

本学は現在54カ国・地域、383大学と協定を結び、留学派遣学生数は約1830人(2017年度)、また年間約620人の留学生がキャンパスで学んでいます。本学の建学の精神は「時代が求めるグローバル人材、“国際人”の育成」ですが、その状況は刻一刻と変化しています。外国語でのコミュニケーションをベースに、国際社会で必要とされる資質を身に付けた人材が求められています。本学は、語学というツールを駆使し、相手の文化や宗教、歴史を理解したうえで対話できるコミュニケーション力、またネゴシエーション力、ファシリテーション力を備えた人材の育成を目指しています。

そのような、相手のバックグラウンドを知る最良の方法は、国際交流と自らが海外へ行って学ぶ、あるいは留学生たちと共に過ごす時間です。そのような力を養う「実学」の場、時間を、今後も本学は学生に提供し続けていきます。

さらなる充実の内容
新たな魅力的プログラム展開

ソフト面では2018年4月から「関西外大流グローバル人材育成プログラム」がスタート。具体的には、海外大学と同じレベルの授業が英語で約60授業科目も開講されています。これまで留学生を対象に行われていた授業を大幅に拡充して全学部生が受講できるようにしたもので、日本に居ながらにして海外の大学への留学が疑似体験できることでしょう。

2017年4月始動の「Super IESプログラム」も含めて、遊んで過ごす大学生活ではなく、勉強によって自分を集中的に鍛える時間にしてほしい。その環境をハード、ソフトの両面からフルサポートしていきます。

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Profile
谷本義高(たにもと・よしたか)
1966年大阪府生まれ。同志社大学法学部法律学科卒業。同大学大学院法学研究科公法学専攻博士課程(後期)単位取得後退学。92年から関西外国語大学外国語学部講師。助教授、教授を経て2007年4月より現職。16年米国モーニングサイド大学 L.H.D.(Doctor of Humane Letters)。

御殿山キャンパス・グローバルタウンの開学記念式典。アメリカや中国など交流協定を結ぶ6カ国19大学の関係者が出席し、新しい学びの拠点の出発を祝った

先進的カリキュラム
「関西外大流グローバル人材育成プログラム」

関西外国語大学の学びがさらに進化した。留学生のための授業を、本学生も受講できるようにした新たなプログラムで、開講科目は、政治、ビジネス、国際関係など約60授業科目に及び、オールイングリッシュ。講義はもちろん、課題などすべてが英語だけで行われる。海外の大学と同水準の授業を留学生たちと一緒に学ぶことで、専門分野の知識を深めるだけでなく、異文化理解やコミュニケーション能力の向上を同時に図ることができるねらい。プログラムの受講には英語能力、学内成績に関する審査がある。

留学を控えた学生にとってはこのプログラムを受講することで、留学先の大学に赴いた時にも、戸惑うことなくスムーズに自信を持って授業に臨むことができる良い準備となる。

昨年スタートした、留学準備のために集中的に英語を修得する「Super IESプログラム」も、協働開発した海外の協定大学にオーストラリアのアデレード大学が今年新たに加わって全4校に。これらカリキュラムの充実によって、学生の語学力アップに加え、アカデミックな思考力や理解力の向上がますます期待される。

留学生とともに学び、海外留学を疑似体験できる

出発までの万全のサポート環境で
念願の留学・充実の滞在を実現

私は米ミネソタ大学モリス校で1年間、国際関係と政治学を学びました。現地の学生が政治や経済について自分の意見を発言していたことに刺激を受け、帰国後はもっと自分も勉強しなくては……と思うようになりました。そして留学先では授業以外でも、ダンスクラブに所属。クラブではチームを指導するリーダーになれたのは、本当に楽しかった、良い思い出です。

留学したいという思いを実現するためにこの大学を選びましたが、想像以上に留学プログラムの内容が充実していました。留学までに英語力や専門分野の基礎知識を修得できるよう、カリキュラムが構成されています。英語キャリア学部の留学は英語を学ぶのではなく、現地で専門科目の授業を現地学生とともに受けるというもの。留学前に集中的に英語力を高め、海外大学の授業形態に慣れる必要があります。英語のみで行われる授業やプレゼンテーション形式の授業など、留学生向けの授業でその力を十分養うことができました。

この大学に入って強く感じることは、ごく自然に国際交流ができるということです。留学から帰国して、私は留学生を支援する国際交流部でアルバイトを始めました。海外からやってきた人たちと気軽にコミュニケーションすることで、自然な形で行動力と積極性が身に付いてきたような気がします。

留学生のアシスタントとして日本での生活をサポート。友人として話も弾む

英語キャリア学部
英語キャリア学科 4年
神前 里奈さん

マナビジョンブック編集長が語る
関西外国語大学のココに注目!

奨学金等のサポート体制で
学生の留学・就職を後押し

関西外国語大学の2017年度留学生派遣実績は、約1,830人。学生が安心して海外で学ぶため、学内の手厚いサポートが様々な面から支えています。留学奨学金は学生の資金的負担を軽減。留学先大学の授業料、住居費、食費が免除または支給される「フルスカラシップ」の対象者は約200人、留学先大学の授業料が免除または支給される「スカラシップ」は約1,220人に上ります(2017年度実績)。また2018年度入試より新設された「関西外国語大学グローバル人材育成特待生奨学金制度」は、入試成績の優秀な学生を対象に、授業料が全額免除(給付型)されます。上記の留学奨学金「フルスカラシップ」など、他の奨学金制度との併用も可能です。さらにキャリアセンターでは、留学中もメールなどで就職情報を提供し、帰国後もガイダンスを行うなど、就職サポートも完璧です。

キャリアセンター

キャンパス情報
  • 英語キャリア学部 英語キャリア学科、英語キャリア学科 小学校教員コース
  • 外国語学部 英米語学科、スペイン語学科
  • 英語国際学部 英語国際学科
  • 短期大学部 英米語学科
  • 大学院外国語学研究科[博士前期課程・博士後期課程] 英語学専攻、言語文化専攻
  • 留学生別科

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