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東西医療を包括した「次世代の医療人」を育成

吉田 宗平学長

新時代のヘルス・アートを担う
医療のスペシャリストを育てる

学長写真

「クレド」で浸透する
教育理念とビジョン

本学は、創始者武田武雄が鍼灸の専門的な技術、人材の育成を目的に1957年、大阪・阿倍野に関西鍼灸マッサージ専門学校を設立したことに始まります。武田は「社会に役立つ道に生きぬく奉仕の精神」を掲げ、鍼灸の技術と社会的認知の向上に取り組みました。85年には関西鍼灸短期大学を開学、2003年に4年制の関西鍼灸大学となりました。07年4月、現在の関西医療大学に名称を変更し、現在は2学部6学科大学院1研究科の総合医療大学に発展しています。

建学の精神をより実践的なものにするため、教職員や学生に小冊子「クレド」を配布しています。クレドには、建学の精神を始め、各学科が目指す教育、学園の沿革、本学の未来に向けてのビジョンなどが簡潔に示されています。教員は常にこのクレドを確認することで、学園としての教育の方向を共有しています。

東西医療を融合し
ホスピタリティーを追究

近年では新たに建学の精神を現代的に解釈し、「新しい時代のヘルス・アートの創生を目指す」というビジョンを掲げています。東西医療を始め補完・代替医療を融合して患者さんへの包括的アプローチを行おうというものです。東洋医学には治未病、つまり「いまだ病にならざるを治療する」という言葉があります。一方、西洋医学においても「心」「体」の両面から健康の質を高めるトータルヘルスケアが重視されています。さらに東西医学を融合して「究極のホスピタリティー」を追究するには技術力に加え、文化的な教養とコミュニケーション能力が必要です。患者さんの立場を考えた治療ができる次世代の医療人へと学生を育てることが本学の使命です。

地域に根差した
包括医療を

本学では、都市部から離れているからこそできる、地域に根差し住民と結びついた包括医療を目指しています。地域住民の方に模擬患者になっていただいたり、施設を開放し少年サッカー大会を行ったりするなど様々な交流を図っています。また、本年には作業療法学科が誕生しました。患者さんの日常生活や社会への適合を目的とし、精神的なケアや高齢者を支援する専門家を養成するためには、さらに地域と密着した学びが重要となります。

現代は未来の予測が難しく、学生自身にも将来を見通す力が求められる時代です。年一度の学生主体による全学学修成果発表会では、発表や評価を学生自ら行うことで自主性が育まれています。また本学教授が、国際協力機構(JICA)の事業に参画し、長年にわたりアルゼンチンなど南米の日系人に鍼灸学の研修を実施していることが高く評価され表彰されました。関西国際空港に近いという地の利もあり、今後学生の語学力を高め、積極的な国際協力や交流を促したいと考えています。

学長写真
Profile
吉田宗平(よしだ・そうへい)
和歌山県立医科大学大学院医学研究科修了(医学博士学位取得)。認定内科医、日本神経学会専門医・指導医。専門分野は神経内科学、神経疫学と環境要因分析。担当科目は「生命倫理」(学部)など。

患者さんの立場を考えたコミュニケーション能力を向上

教員の細やかな指導と充実した施設で
作業療法士としての技術と知識を学ぶ

この4月からスタートした作業療法学科は、実践的なカリキュラムが多く組まれており、1年次の後期から臨床実習が始まります。早い段階から臨床経験を積むことができるため、やりがいを持って学習に取り組むことができます。実際の現場を想定した実習室があるなど、施設面の充実もこの学科の自慢です。

また、講義は1クラス40人と少人数で行われており、教員と学生の距離が近いことも特長です。先生は名前を覚えてくれていて、わからないことなども相談しやすい雰囲気です。先生方は、作業療法士としての臨床経験が豊富で、これまでの体験などを講義の中に取り入れ、学生の立場に立って教えてくれます。さらに、社会に出たときについての知識だけでなく、日常生活面での大切なことも教えてくれます。講義が終われば、自習室やラーニングコモンズで自主学習をしたり、サークル活動に励んだりしています。

将来は、地域包括ケアに携わりたいと考えています。超高齢社会において作業療法士が必要とされる機会がますます増えてきます。リハビリを中心に高齢者がより暮らしやすく快適に過ごせるお手伝いをしたいと思っています。

経験豊富な教員による現場に即したリハビリ実習

保健医療学部 作業療法学科 1年
五十嵐 湧さん

医療技術の進歩や革新に対応できる力を
自ら考え、自ら実践できる看護師に

「命の誕生の瞬間に立ち会える」仕事に感動し、私は助産師になることを目標としました。1年次から少しずつ看護の専門科目を学ぶことができ、基礎の知識をしっかりと身につけることができるところに魅力を感じています。実習を行う施設は、実際の現場を想定したもので、ここでの学びが実践に直結しています。

授業では、座学で知識を詰め込むのではなく、ディスカッションや考えることをとても大切にしています。実技は緊張しますし、慣れないことで失敗もしますが、そのたびに「どうすれば患者さんのためになるのか」、看護ケアを見直しています。演習室で友達と何度も練習することで、最善の方法に気づき、着実に自分の力にすることができます。学んだ知識を実習で実践し、友人、現場を経験した先生方と意見を共有することで、学びをより深められているのを実感しています。

医療の技術は日々進化しており、看護師や助産師になった後もずっと勉強が必要です。患者さんに対してより良いケアを行うために、自ら動き、考えられる医療従事者を目指して、4年間の学びを有意義なものにしたいと思っています。

学んだ知識をもとに、教材を使って何度も練習

保健看護学部 保健看護学科 2年
藤田 弥桜さん

マナビジョンブック編集長が語る
関西医療大学のココに注目!

新館にラーニングコモンズが誕生
図書館と接続した使い勝手が魅力

2018年4月に完成した新校舎4号館の2階に、学生が自習やグループディスカッションなどに利用できるラーニングコモンズを開設しました。隣接する5号館2階にある図書館と接続しており、学習への動線が非常にスムーズになっています。Wi-Fi環境を整え、端末を接続しながら調べ学習やディスカッションが可能です。   

また、4号館は今年新設された作業療法学科、理学療法学科の授業棟であり、その設備の充実ぶりが注目されます。実際の現場を想定した居室や子どもたちのケアを行う器具を備えた実技室、教員と学生がコミュニケーションを取れるミーティングスペースなどを用意しています。1階には中庭に面したカフェがあり、焼きたてパンやコーヒー、デザートなどが楽しめるのもポイント。昼休みや授業の休み時間には、学生らが集う憩いの場所となっています。

新校舎の開放的なスペースで、学生間の交流も活発に

キャンパス情報
  • 保健看護学部 保健看護学科
  • 保健医療学部 理学療法学科、作業療法学科、臨床検査学科、はり灸・スポーツトレーナー学科、ヘルスプロモーション整復学科

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