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2012/12/03

「進みたい道(業界)」について共に考え
学生一人ひとりの就職をきめ細やかに支援

 就職活動もいよいよ本番。就職に関して疑問や不安、悩みなどがある人は、まず就職課に相談してみるのがお勧めだ。同課では1年を通して学生の相談に応えているほか、さまざまな支援プログラムを用意している。就職課の担当者と、就職アドバイザーを務める学生に話を聞いた。

年間を通して多彩な支援プログラムを展開

 志望企業の見つけ方、職種の選び方、エントリーシートの書き方、面接の成功法──初めての就職活動はわからないことだらけ。そんな学生をしっかりサポートしてくれるのが就職課だ。学生が希望の仕事に就けるよう、年間を通して多彩な就職支援プログラムを展開しており、講座数は400以上にものぼる。

 厳しい就職活動を乗り越えて内定を獲得した長浦仁美さん(法学部4年)は、「就職課が実施しているグループディスカッションや面接練習、就職合宿研修会など、参加できるものは全部参加しました。就職活動は不安の連続でしたが、就職課の方が親身に相談にのってくれて本当に助けられました」と言う。

 就職課が実施するプログラムは3年次4月の就職オリエンテーションに始まり、SPI(就職適性試験)対策講座、自己理解や業界・企業研究の方法を知る就活基礎講座、企業人を招いた業界研究入門、OBやOGが講師を務める営業職・事務職入門などが続く。12月が近づくとグループディスカッション講座や就職合宿研修会、企業研究講座を、また2月には自己PRや志望動機を固める直前対策講座、面接実践講座などを開催する。4年次には企業の人事担当者を招いての学内企業説明会や就活パワーアップ講座を開講し就職先決定までサポートを行なっている。

 「特に就職合宿研修会は高い成果を上げており、毎年参加した学生の多くが内定を獲得しています。合宿は土日の1泊2日で行い、1日目は就職活動に必須の自己PRを完成させるためのグループ実習、2日目は企業の人事担当者による模擬面接を用意しています」(就職課)。

4年生が務める「就職アドバイザー」が力に

 12月に入るといよいよ就職活動がスタート。この時期は公務員説明会やOB・OGによる学内相談会などが行われる。3年生にとってこの10~12月は、就きたい職業や志望企業を絞り、就職活動の準備を整える大切な時期に当たる。しかし実際は、準備といっても何から始めたらいいのかわからないという人も多いだろう。

 そこで頼りになるのが、内定済みの4年生が務める就職アドバイザーだ。生田、神田の両キャンパスに10人ずつおり、10~12月の月曜から金曜まで2人ずつが就職課に常駐、3年生の就職相談に応えてくれる。冒頭の長浦さんもその一人で、就活生の不安をできる限り解消してあげたいと語る。

 「私は昨年の10月頃から就活の準備を始めたんですが、やはり何をしたらいいのかよくわかりませんでした。そこで就職アドバイザーに相談して体験談を教えてもらい、まずは先輩がやったことをそのままやろうと(笑)。同じ学生なので身近に感じましたし、不安なときも『あなたなら大丈夫だよ』と言ってもらえてとてもうれしかったです」

 そんな長浦さんから就活生へのアドバイスは、家に閉じこもらないで外に出ること、そして就職活動だけに没頭せず楽しむときはとことん楽しむこと。アドバイザーや就職課に相談してやるべきことを知り、就職活動以外の時間とのメリハリをつけることも大事だそう。

 「私は文系だし、いわゆる平凡な学生だと思うんです。自分の体験を話して、『私でも内定をもらうことができたんだから、あなたも大丈夫だよ』と勇気づけてあげたいですね」

個別相談できめ細かなサポートを実現

 身近な経験者として相談にのってくれる就職アドバイザーに加え、就職課でも職員がマンツーマンで相談に応える「個別相談」を行っている。対応が親身なこと、希望すればエントリーシートの添削や模擬面接もしてくれることから学生に人気が高く、昨年度の相談件数は約1万5000件にもなる。

 「悩みや疑問の内容は一人一人異なるもの。その相談にきめ細かく応えていきたいという思いから、時間制限や予約制度などは一切設けていません。また、就職先を選ぶのはあくまでも学生なので、選択肢の提示はしても職員の価値観は押しつけないように心がけています」(就職課)

 職員はみな就職指導の研修を受けて経験を積んでおり、中にはキャリアカウンセラーの資格を持った人も。知識が豊富なうえ、話しやすいところも魅力だ。長浦さんも就職活動中はひんぱんに就職課を訪れていたそうで、「面接で失敗したと思って、ここに泣きにきたこともありました」と笑う。

 就活生をサポートする仕組みとしては、ほかに「S-net」がある。企業情報や求人情報のほか、卒業生在職者情報、内定者の就職活動記録などを検索、閲覧することができる就職支援システムだ。利用できるのは専修大学の学生のみで、求職登録をすれば学内の端末や自宅のパソコンからアクセスできる。

 「就職課もS-netも『使った者勝ち』です。これらの支援を通して気づきやきっかけを見つけた人は、自分でどんどん動いていけるようになる。就職課に来れば同じ就活生がたくさんいるので、交流も生まれるでしょう。相談事があったらできるだけ早く、気軽に来ていただきたいと思います」(就職課)

※支援プログラムの内容は年度によって異なります。詳しくは本サイト「就職支援プログラム別ウィンドウで開く」のページでご確認ください。

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