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2012/10/01

資格取得を目指す学生の強い味方 エクステンションセンター

 法曹職(裁判官・検察官・弁護士)、公務員、公認会計士。将来こうした職業に就きたいと考えているなら、すぐにでも試験対策や資格取得のための勉強を始めたいもの。そんなときに役立つのが、さまざまな資格取得を支援する講座を展開しているエクステンションセンター(以下「センター」という。)だ。同センターと、会計士講座を受講中の学生に話を聞いた。

学内で受講できる「ビルトインスクール」

 専修大学の同センターは、法曹職、公務員、公認会計士などを目指す学生のための試験合格・資格取得を支援する講座をはじめ、語学・教養などさまざまな分野の課外講座、学生以外も参加できる公開講座などを展開している。

 中でも試験合格・資格取得を支援する講座は、専門知識から試験を突破するためのノウハウまでをみっちり学べることから人気が高い。また、資格予備校の講師や専修大学卒業生による講義を学内で受けられる「ビルトインスクール方式」を採用しているため、わざわざ専門学校に通わなくて済むのも大きな魅力だ。

 会計士講座を受講中の永作美保里さん(経営学部1年)は、「父が会計事務所を経営していたので、自分も将来は会計士になりたいと思っていたんです。大学案内を見て会計士講座があることを知り、専修大学に入学しました」と、入学前からこの講座を受けようと決めていたようだ。

 同じく受講中の桑名宏明さん(経営学部1年)も、「以前から、自分の将来のために何か資格を取りたいと思っていました。会計士は難しい目標ですが、合格に向けて勉強する過程も大切。講座のおかげで大学生活も充実しています」と、目標に向かって進む楽しさを語ってくれた。

 会計士講座は、4年間をかけて入門講座、基礎講座、応用講座、特別プログラムとステップアップしていく仕組み。途中、日商簿記検定や講座内の選抜試験、夏期合宿などを受けながら、4年目の夏に公認会計士試験に合格することを目指していくが、中には3年目で合格する強者もいるという。

職業に直結した授業に充実感

 公務員試験合格や資格取得を支援する講座は専修大学の学生なら誰でも受講することができ、学年も特に制限はない。しかし、センターは「講座の多くは1年ごとにレベルアップしていく積み上げ方式なので、心を決めたらなるべく早く受講を始めてほしい」と勧める。

 公務員、法曹職、公認会計士といった試験はいずれも超難関。そう考えると4年間をかけて準備するのは当然とも言えるが、講座で学ぶ内容と大学の授業で学ぶ内容は、それほどまでに違うものなのだろうか。

 「一番大きな違いは、試験に合格するための授業を行っているということです。出題の傾向や実務に必要な点なども学ぶ必要があります。教壇に立つのは、公務員試験講座と会計士講座では資格予備校の講師、法律総合講座では本学卒業生の弁護士など。合格者に話を聞く機会も設けています。その意味では、将来なりたい職業がはっきりしている学生が集まって切磋琢磨している場と言えるでしょう」(センター)

 会計士講座を受講中の二人も、学ぶことが職業に直結していてわかりやすいと口を揃える。「毎日課題を出されるし先生も厳しいので、いい意味での緊張感がある」(桑名さん)、「専門的、実用的な内容を学べているという実感がある」(永作さん)と、充実した気持ちで臨んでいるようだ。

 また、会計士を目指す二人にとっては、講師の中に実際の会計士がいることも大きな魅力。実務的な話を聞けるため、資格試験に合格した後の自分の姿もイメージしやすいという。

取得講座のほか多彩な課外講座も

 大学の授業と講座を両立するのは大変なことだが、同センターではバックアップ体制もしっかり整備。やむを得ず欠席した受講生には授業の録音やノートを貸し出すシステムがあるほか、講師と面談する機会も豊富に設けている。受講途中で将来の職業選択に迷いが生じた場合にも、講師や同センターの職員が相談に乗ってくれるのだ。

 試験に合格することを最大の目標にしている講座だが、最近では専門知識だけでなく人間力を磨くことにも力を入れており、あいさつをはじめとする社会人としての振る舞いをしっかり指導している。受講生の二人も、「マナーも身につけて、社会に出たら即戦力になりたい」と目を輝かせる。

 試験合格を支援する講座では、前述の3講座のほかにも警察官・消防官試験対策、教員採用試験対策、宅地建物取引主任者資格試験、秘書検定などの講座をラインアップ。またその他の課外講座では、女子学生限定の総合教養講座「HEIB(ヒーブ)」、英会話講座、TOEIC®講座などを用意している。開講時期は講座によって異なるので、ホームページなどで確認を。

 「なりたい職業がはっきりしている人はもちろん、何か資格を取った方がいいかな……と迷っている人もどんどん来てください。職員が丁寧に相談に乗ります」と語るように、センターの職員は予想以上にオープンな雰囲気。センターの窓口は神田キャンパスの7号館と生田キャンパスの2号館にある。将来の自分のために何か資格をと考えている人は、気軽に訪れてみてはいかがだろう。

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