今回のプレゼンにはGLP(グローバル・リーダーズ・プログラム)からの希望者でチームを組み、2年生4名で取り組みました。うち2名は、英語でのプレゼンは今回が初めてでした。3種類のテーマのうち、自分たちのような高校生には最も身近で取り組みやすいだろうと「日本が持っている防災技術を伝える」というテーマを選び、チーム全員で話し合いながら構成を考えました。他の発表者よりは短い5分間というプレゼンでしたが、まず「日本の防災技術とはどのようなものなのか」を調べるのに心を砕きました。その上で自分たち日本人だけでなく、来日した外国人も対象にした防災技術を海外に向けてアピールしようと構成を練りました。
会場からの質疑で防災訓練のことを質問され、日本では当たり前のことでも海外では知られてないことがあるのだなと改めて気づかされました。英語でプレゼンしたからこそ気づいたことだと思います。質疑応答については準備不足でしたが、みんなで構成を考え内容を理解していたことから、きちんと答えることができたと感じています。
参加者の皆さんのプレゼンは私たちと同じ防災というテーマであっても、具体的なものに絞り込んで専門的で高度な説明をされていました。またボディランゲージや英語を話すスピードなどで理解度が変わってくることを実感しました。このようなプレゼンのスキルをしっかり勉強して使えるようになりたいです。「2年後にまたここでお会いましょう」と何人もの方々に言っていただいたので、ここに戻ってこられるくらいの英語とプレゼンのスキルを身につけることが新たな目標の一つになりました。今回高校生でありながらここに立たせていただいた貴重な経験を生かして、実際の大会でも活躍したいと思います。