2015年11月28日(土)、第4回全国学生英語プレゼンテーションコンテストが開催されました。
本大会は、2012年よりスタートしました。グローバル化が進むビジネスの現場で必要とされるコミュニケーションスキルの向上と、学生同士の真剣勝負の場の提供を目的としています。大学生、大学院生、短期大学生、高等専門学校生、専門学校生から677名(個人307名・グループ155組370名)の応募があり、その中から個人の部5名、グループの部5組が、ファイナリストとして本選を戦いました。
今年のプレゼンテーションテーマは、「地方創生につながる海外企業の誘致を提案!」「日本の『最新技術』を世界に!」「障害者スポーツの認知度向上のための施策を提案!」「ご当地グルメを世界の食に!」の4つ。挑戦者は、その中から1つのテーマを選び、プレゼンテーションを行いました。
優秀なプレゼンテーションの数々に審査は難航しましたが、文部科学大臣賞(最優秀賞)1組、優秀賞(個人1名・グループ1組)、インプレッシブ賞/審査委員特別賞(個人1名・グループ1組)が選ばれ、奨学金や賞品が授与されました。本サイトでは、受賞者のプレゼンテーション内容と、受賞者のコメント、審査委員のコメント等を特集します。
受賞者の皆さん、本当におめでとうございます。
最近、打ち上げられた日本初の国産商業用ロケット「H2A」が話題となっています。これから皆さんが商売をする相手は、日本だけでも、世界だけでもない、宇宙を視野に入れたビジネスを考えていく、そういう時代になってきたと感じました。
このプレゼンテーションコンテストでは、ただ英語が話せればいいというだけではありません。世界に通じる英語という語学力を使って、いかに人を説得し、商売や社会貢献に結びつけるかが必要です。皆さんは、地球のみならず、宇宙を相手にした商売、または人類に貢献をできる可能性がある。ぜひ、そのような高い視点を持って学び続けていただきたいと願っています。
今回のプレゼンテーションコンテストでは、参加者全員が、同じ意思、目的をもって参加した同世代の仲間です。文化背景も住むところも違うかもしれませんが、ぜひこの大会をきっかけに、仲間同士の絆を作って将来につなげてほしい。これが我々主催者の願いです。残念ながらステージに立てなかった方も、ぜひ、また挑戦をしてください。来年もさらに高いレベルの高い大会が開催されることを期待しております。
皆さん、本当におめでとうございます。
このプレゼンテーションコンテストも今回で4回目となり、参加校、参加者も昨年よりさらに増え、大変喜ばしいことです。
英語はこれからさらに必要になってきますが、同時に内容をしっかりと自分で考えて相手に説得力ある形で伝えていく。そういう能力がこれからますます求められると思います。
英語というと、文系の分野に入ると考えられますが、今は理系も含めすべての分野で必要不可欠なツールになっています。
今回参加された皆さんは、全国各地から参加されており、裾野も広がってきています。また内容もより充実してきています。こういった皆さんの努力は、さらに大きく開花されると思います。入賞を逃した皆さんも、これから大いに頑張り英語力に磨きをかけてください。そして日本のことをしっかり説明してください。そのためには、新聞を読んでいただき、日本の情報をしっかり理解し伝えることが大事です。JAPAN NEWS、読売新聞本紙もぜひ、ご愛読いただき、さらに成長していただけましたら幸いです。