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香港杯 全日本大学 学生大使 英語プログラム2016-2017 Hong Kong Cup All Japan University Student 
Ambassador English Programme 2016/2017

 香港と日本のかけ橋となる学生大使を募集します。香港と日本の交流を促進するアイデアを英語で発表してください。最終審査会で4人の学生大使を選抜し、2週間の香港研修へ派遣します。また、希望者には日本の香港関連機関またはジャパン・ニューズで最長2週間のインターンシップの機会があります。奮ってご応募ください。

主催:香港特別行政区政府 駐東京経済貿易代表部
共催:ジャパン・ニューズ
後援:外務省、文部科学省、読売新聞東京本社
協賛:キャセイパシフィック航空、大昌貿易行、香港政府観光局、香港貿易発展局、香港中文大学

■応募資格

日本の大学の正規の学生(大学院生は除く)で、英語を母国語としない方。国籍不問。

※英語を公用語とする国・地域の一覧はこちら
※応募資格の最終判断は主催者が行います。

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■スケジュール

募集期間:2016年9月6日(火)~11月30日(水)
予備審査発表:2016年12月22日(木)までに応募者全員にメール等で連絡
最終審査会:2017年1月22日(日)

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■予備審査とテーマ

以下のテーマから1つ選び、英語で3分間の発表要旨を録音してください。また最終審査会で使用するパワーポイント/キーノートから5枚以内のスライドを選んでお送りください。

1.日本と香港のジョイントベンチャーで世界市場へ進出

世界市場に進出することを視野に入れ、あなたの会社が香港の企業とジョイントベンチャーを立ち上げるとしたら、どのようなビジネスを起業しますか?その理由を説明して下さい。

<ポイント>
・世界市場で成功するために、日本と香港双方の強みをどう生かしますか?
・あなたの会社が単独で世界市場に進出する場合に比べて、香港とのジョイントベンチャーにする利点は何ですか?

2.香港でワーキングホリデー

香港と日本はワーキングホリデー協定を結んでおり、日本の若者は最長1年間、香港に滞在することができます。より多くの日本人にこの制度を利用してもらうための効果的なプロモーションを考えてください。

<ポイント>
・香港政府は、日本の若者(18歳~30歳)が香港に最長1年間滞在し、現地での生活や仕事を直に体験できるワーキングホリデー制度を導入しています。
・滞在中は、短期間の就労(同じ職場で3か月まで)や通学(同じ課程で6か月まで)が可能です。
・この制度では、香港と日本においてそれぞれ年間250人の査証発給枠を設けていましたが、2016年8月、香港政府と日本政府は発給枠をそれぞれ年間1,500人に拡大することで合意しました。
・2010年にワーキングホリデー制度が始まって以来、およそ1,700人の香港の若者と450人の日本の若者がこの制度を利用しています。
・日本の若者がこの制度を利用する/しない理由は何でしょうか?
・ワーキングホリデー制度のある世界の各都市の中から香港を選んでもらうには、どうしたらいいでしょうか?

3.日本と香港でヒットする映画の構想

日本と香港両方の映画市場向けに何か面白い映画の構想(ストーリー)を考えてください。(撮影は日本と香港の両方で行うこととします)

<ポイント>
・なぜそのストーリー、俳優、ロケ地を選んだかを教えてください。また、この映画が香港と日本でヒットすると思う理由を教えてください。

4.香港グルメをPR

香港を代表する料理や屋台フードを日本のグルメ好きに紹介して、香港を訪れてもらうようにするには、どのようなプロモーションを行いますか?

<ポイント>
・香港の食文化は多様性に富んでいます。日本の若い旅行者に好まれそうな、香港を代表する料理または屋台フードを2、3品選び、それらを選んだ理由を説明してください。
・プロモーション活動やマーケティング戦略などを含め、提案内容を詳しく教えてください。

■プレゼンテーションのヒント

初めてプレゼンテーションをする方は以下を参考にしてください。

  1. テーマを決める
    どのテーマに1番関心があるか、どのテーマならアイデアがわくか、資料が手に入りやすいか、などを考慮して決定しましょう。
  2. 現状について調べる
    いずれのテーマを選んだ場合も、現状がどうなっているかを調べます。ジョイントベンチャー、映画、観光キャンペーンの成功例を調べたり、周りの人に香港の印象を聞いてみましょう。
  3. アイデアを膨らませる
    現状について調べたら、問題解決のためのアイデアを考えます。すでに実施されている案は避けて、自由にクリエイティブに発想しましょう。実現可能性にこだわる必要はありませんが、あまりにも現実離れしたアイデアもよい評価は期待できません。
  4. パワーポイント/キーノートを作成
    考えがまとまったらパワーポイント/キーノートでスライドを作成します。予備審査は5枚以内ですので、まずタイトル(大学名、氏名とともに)を入れて、次に現状認識、自分の提案、実施計画などについて、概要を説明します。最終審査会に進出することになったら、自分の提案をさらにくわしく説明するため、スライドの枚数を増やしましょう。
  5. 録音する
    パワーポイント/キーノートに沿って3分間で読める英文原稿を作成します。滑らかに読めるまで練習しましょう。最初に大学名と氏名を録音してください。

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■応募方法

応募は締め切りました。

応募フォームに必要事項を入力し、以下のファイルを添付してください。

【注意事項】

  • ①~③のファイル名は自分の氏名にしてください。
  • 発表には自作のタイトルをつけて、②の英文スライドの1枚目に大学名、氏名を入れてください。
  • ①の音声の冒頭に大学名、氏名を録音し、再生して聞こえ方を確認後、応募してください。
  • 応募フォームは、必要事項を入力し①~③を添付しないと送信できない仕組みになっています。
  • 送信できない場合は、事務局へ電話かメールでお問い合わせください。
  • 表、グラフ、データを使用する場合は出典を明らかにしてください。
  • 著作権や肖像権のある画像・動画・音声を使用する場合は、権利者から許諾を得てください。
  • 応募された書類の個人情報は事務局にて厳重に管理され、本プログラムの審査、発表、連絡のみに使用されます。
  • 応募されたスライドと音声の著作権は主催者に帰属します。

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■問い合わせ

03-3216-7112(平日9:30-17:30)
メール:hongkongcup@yomiuri.com

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■最終審査会

予備審査を通過した15人が、6分間の英語プレゼンテーション、3分間の審査員とのQ&Aを行います。

日時:2017年1月22日(日)10:30-16:00
場所:野村コンファレンスプラザ日本橋 5階大ホール
http://www.nomura-nihonbashi.com/conference/access.html

最終審査会は一般の方も観覧できます。
希望者は氏名、職業(学生の場合は大学名)を明記の上、
hongkongcup@yomiuri.com
へお申し込みください。
締め切りは2017年1月13日(金)です。

【注意事項】

  • 最終審査会では応募したスライドに加えて、別のスライドや動画も使用することができます。(枚数制限なし)
  • 最終審査会で使用するPC、パワーポイント/キーノート操作用リモコン、ピンマイクは主催者が用意します。
  • 首都圏以外からの出場者はJR/航空券を手配します。関東地方以外の方には前夜の宿泊先を用意します。

■審査員

一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 教授 マイケル・コーバー氏
香港特別行政区政府 駐東京経済貿易代表部首席代表 シェーリー・ヨン
キャセイパシフィック航空会社 日本支社 営業本部長 ニック・ブルックス氏
読売新聞東京本社編集局英字新聞部長 林 路郎

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■審査基準

予備審査

内容、分析、提案 内容が豊富で興味深い。分析が深くアイデアに独自性、創造性がある。
構成、スライド 発表に流れがあり論理的である。スライドが工夫されている。
英語、発表 英語が自然で、速度が適度に調節されている。発表に説得力と効果がある。

最終審査

内容、分析、提案 内容が豊富で興味深い。分析が深くアイデアに独自性、創造性がある。
構成、スライド 発表に流れがあり論理的である。発表用資料が工夫されている。
英語、発表 英語が自然で、速度とジェスチャーが適度に調節されている。
学生大使としてのふさわしさ 香港への情熱と興味があり、聞き手に信頼と親しみを感じさせる様子で意思を伝えることができる。質疑応答では、テーマに関する知識と独自のアイデアを基に、適切な返答をすることができる。予期せぬ質問にも冷静に対処できる。

※6分間が経過し、タイムキーパーがベルを鳴らしたら、出場者は発表を終了してください。

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■賞品

トロフィー 1位、2位、3位、敢闘賞
文部科学大臣表彰状 1位、2位、3位
エコノミークラス香港往復航空券 1位、2位、3位、敢闘賞
香港研修、香港中文大学短期留学(2週間) 1位、2位、3位、敢闘賞
図書カード3万円分
図書カード2万円分
図書カード1万円分
図書カード7千円分
図書カード千円分
1位
2位
3位、敢闘賞
上記以外の最終審査会出場者
応募者全員
ジャパン・ニューズ無料購読6か月間
ジャパン・ニューズ無料購読3か月間
1位
2位、3位、敢闘賞
希望者には日本の香港関連機関またはジャパン・ニューズで最長2週間のインターンシップ(交通費・宿泊費除く) 1位、2位、3位、敢闘賞

※敢闘賞は海外経験1年未満の学生が対象です。

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■英語が公用語の国リスト

※以下の国籍の方は外務省ホームページで英語が公用語となっているため、応募できません。

アイルランド、アメリカ合衆国、アンティグア・バーブーダ、インド、ウガンダ共和国、英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)、エチオピア連邦民主共和国、オーストラリア連邦、オマーン国、ガイアナ共和国、ガーナ共和国、カナダ、カメルーン共和国、ガンビア共和国、キプロス共和国、キリバス共和国、クック諸島、グレナダ、ケニア共和国、サウジアラビア王国、サモア独立国、ザンビア共和国、シエラレオネ共和国、ジャマイカ、シンガポール共和国、ジンバブエ共和国、スーダン共和国、スリナム共和国、スリランカ民主社会主義共和国、スワジランド王国、セーシェル共和国、セントクリストファー・ネーヴィス、セントビンセント及びグレナディーン諸島、セントルシア、ソマリア連邦共和国、ソロモン諸島、タンザニア連合共和国、ツバル、ドミニカ国、トリニダード・トバゴ共和国、トンガ王国、ナイジェリア連邦共和国、ナウル共和国、ナミビア共和国、ニュージーランド、パキスタン・イスラム共和国、バヌアツ共和国、バハマ国、パプアニューギニア独立国、パラオ共和国、バルバドス、東ティモール民主共和国、フィジー共和国、フィリピン共和国、ブルネイ・ダルサラーム国、ベリーズ、ボツワナ共和国、マーシャル諸島共和国、マラウイ共和国、マルタ共和国、マレーシア、ミクロネシア連邦、南アフリカ共和国、南スーダン共和国、モーリシャス共和国、ヨルダン・ハシェミット王国、リベリア共和国、ルワンダ共和国、レソト王国、レバノン共和国、ニウエ、香港

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■学生大使2015-2016からのメッセージ

立教大学 松村 皓貴

テーマ:【ビジネス】あなたが香港で起業するとしたら、どんなビジネスを始めますか。
タイトル:Hair Salon Business in Hong Kong

松村皓貴

まず「学生大使の活動は楽しい!」ということを伝えたいです。香港を皆さんの第2のホームとしましょう。皆さんの工夫次第で、多くの社会人と出会い、世界を見るチャンスが訪れます。

私は「香港での起業」をテーマに選びました。この分野を選ばれる方はまず、身の回り(特に海外)で不便に感じたことを探して下さい。その解決のために日本の「何か」を使って起業することをお勧めします。後は香港の特性を考えて「香港で起業する意味がある」とつなげて、数字データを示しましょう。

私は香港で「人のつながりの大切さ」を学びました。学生大使の任務を全うするには、現地の友人や社会人の方々との協力が不可欠です。出会いを大切にしてこそ、点と点がつながり、道が開ける、ということを実感しております。香港は芸術や自然にもあふれる都市です。このようにまだ伝わっていない香港の魅力も、学生大使として発信できればと感じました。

東京外国語大学 麻野 智史

テーマ:【ビジネス】あなたが香港で起業するとしたら、どんなビジネスを始めますか。
タイトル:Sports Innovation in Hong Kong

松村皓貴

私は香港で1年間留学した経験から、香港ではハイキングや登山がさかんである一方で、日常的に人々がスポーツに触れる機会が日本に比べ圧倒的に少ないと感じました。またそれは空間的制限があることが原因の1つであると考えました。そこで私はSports Innovation in Hong Kongというタイトルで、香港の空きビルと日本のバーチャル技術を活用し、室内スポーツ施設を作るというアイデアを提案しました。

2週間の香港研修では、立法会議事堂や香港貿易発展局など、観光で香港を訪れる際には行くことがないであろう場所を訪問することができ、香港での政治やビジネスについての興味深い話を聞くことができ、大変勉強になりました。 また、現地学生と交流する機会も非常に多く、日本について見つめ直す良い機会となりました。

自由な発想が結果につながると思います。また、リサーチに時間をかけると説得力のあるプレゼンテーションに仕上がると思います。人前で英語プレゼンテーションをする機会はなかなかないので、 是非挑戦してみて下さい 。

武蔵野大学 許 白玉

テーマ:【旅行】日本の若者が、次の海外旅行先として香港を選びたくなるような、新名所、イベント、ビジット香港キャンペーンを提案してください。
タイトル:Hong Kong Pocket – Your Hong Kong Travel Mate –

許 白玉

応募にあたり、まず「なぜ日本の若者は海外へ行かないのか」についてネットでいろいろ調べ、「海外は怖い」「お金がない」「興味がない」などの声が多いとわかりました。これらの問題を解決すれば香港へ旅行に行く若者は増えると考え、HK Pocketの旅行アプリを思いつきました。日本語・英語・中国語版があり、Hong Kong Storyなどの機能を通して、香港の魅力を知ることができます。またFootprintを集めることで様々な電子クーポンをもらうこともできます。

 

香港では、地元の飲茶、湿地公園、オーシャンパーク、ビクトリアハーバーの夜景、ドラゴンズバック、PMQ、香港貿易発展局、香港中文大学など、香港の魅力を2週間で満喫しました。特に香港中文大学では活発な学生たちと授業を受けたり、日本文化祭などに参加したりして、充実して過ごしました。

英語力より発想力や創造力のほうが重要だと思います。私はコンテストに参加すること自体が貴重な経験になると思っているので、入賞するかどうか特に気にせず応募しました。皆さんもぜひ応募してください!

青山学院大学 池田 恵

テーマ:【文化】あなたが50万円の予算を与えられたとして、日本の学生の香港理解促進と、香港・日本の学生交流のために、自分の大学でどんなイベントを企画しますか。
タイトル:Let’s Share Hong Kong!

池田恵

私は元々海外の文化にとても興味があったため、毎年9月に東京ビックサイトで行われている「ツーリズム EXPO ジャパン」に足を運んでいました。そこでヒントをいただき、SNSと連携したアイデアをひねり出すことができたと思います。

香港に滞在したのはわずか2週間でしたが、多くの人々との出会いがあり、本当に濃い時間となりました。香港の若者達は日本人以上に自国の政治問題に関心を抱いていて、本気で解決に取り組もうとしていることがわかり、私も勉強になりました。この香港研修旅行は普通の旅行では味わえないような経験ができ、また一生大切にできる仲間にも出会えました。

このプログラムに参加したことで、将来、日本と海外をつなぐことが出来るような存在になりたいと、より一層思うようになりました。自分が想像していた以上に香港での経験はお金では変えられない価値のあるものでした。学生時代にしか経験出来ないことに、ぜひ皆さんもチャレンジしてみては?

東京医科大学 岩間 優

テーマ:【文化】あなたが50万円の予算を与えられたとして、日本の学生の香港理解促進と、香港・日本の学生交流のために、自分の大学でどんなイベントを企画しますか。
タイトル:Dai Pai Dong at University Festival

岩間優

父が単身赴任をしていたこともあり、親しみのあった香港の良さを日本の学生に知ってもらいたいという思いで香港杯に挑みました。香港は日本にほど近く旅行に行く人も多いところですが、実は香港について詳しく知っている人は周りにいませんでした。そこで、大学の同級生に香港に関する聞き取り調査を行い、香港についての大学生の印象を調査した上で、香港を宣伝する大学祭での企画を考えました。

プレゼンテーションに向けては時間をかけてスライドを作り、練習を重ね、本番では香港に対する熱い思いを表現しました。個性のある自分にしかできない企画を考え、情熱を伝えることが、香港杯では認められます。

香港研修で多くの香港の人々と出会い、歴史や文化を学び、今でも香港学生大使として学生ならではの視点から香港の今を発信する活動を続けています。香港杯はかけがえのない仲間と経験を得ることができます。ぜひ香港学生大使を受け継いでください!

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