Withコロナ ・ Afterコロナ
~人文学 ・ 社会科学からの応え~
中央大学研究推進支援本部では、リサーチアドミニストレーターを中心に、産官学連携、学際的研究の推進、学術研究成果の社会実装及び社会一般への還元に取り組んでおります。今回は現在人類が直面している新型コロナウィルス感染パンデミックについて、人文学・社会科学の見地より描く特集を企画しました。
新型コロナウィルスは、私たちの日々の生活を大きく変化させ、社会の規範や個々人の行動、報道、規制、法律、経済から政治に至るまで様々な分野に大きな影響を及ぼしています。その状況下に暮らす私たちは今後どのように向き合っていくべきか、その指針を探る上で、人文学・社会科学研究によって得られる知見が求められています。
本企画では、新型コロナウィルス感染パンデミックにより急激な変化を否応なく求められている現代社会の諸相を、人文学・社会科学の観点から捉え、Withコロナ・Afterコロナにおける社会の姿を提示します。
1.追跡アプリとプライバシー・個人情報保護
石井 夏生利(いしい かおり)/中央大学国際情報学部教授
専門分野 情報法、新領域法学
https://yab.yomiuri.co.jp/adv/chuo/research/20200709.php
2.パンデミック下のミュージアム
横山 佐紀(よこやま さき)/中央大学文学部准教授
専門分野 ミュージアム研究
https://yab.yomiuri.co.jp/adv/chuo/research/20200722.php
3.COVID-19と行動変容の心理学
中村 菜々子(なかむら ななこ)/中央大学文学部教授
専門分野 臨床心理学、行動医学、健康心理学