JMOOCの第2弾となるオンライン講座を9月1日から開講します

『アンコール・ワット研究 ―「人間」を考える総合学問としての新地平 ―』

上智大学は、2014年4月に日本オープンオンライン教育推進協議会（略称JMOOC）に加盟して以来、第2弾となるオンライン講座「アンコール・ワット研究 ―『人間』を考える総合学問としての新地平 ―」を9月1日から開講します。

この講座はインターネット上で受講することができ、受講登録をすればどなたでも無料で学ぶことができます。講座の内容は、アンコール・ワットを軸に据え、先行研究及び最新の調査・研究成果を踏まえながら、その歴史、文化、宗教、社会、そして現代に至るまでの人々の営みについて、理解を深めることを目的としています。

講師は、半生を掛けてアンコール遺跡の研究、保全、修復活動に携わってきた石澤良昭元学長をはじめ、カンボジアの最前線で研究を続ける研究者たち。講義はすべて日本語で行いますが、日本語・英語の字幕を付けることにより、日本語がわからない方も聴講が可能です。

カンボジアに研究拠点をもつ本学ならではの資料を提供するなど、本学だからこそ伝えることのできるアンコール・ワットの魅力をお届けいたします。

講座詳細・申込み方法については、JMOOCプラットフォーム「gacco」のサイトをご覧ください。

JMOOC（Japan Massive Open Online Coreses）とは

2012年にアメリカで立ち上がったMOOC（Massive Open Online Coreses）と呼ばれる教育サービスの日本版。大学などの高等教育機関がオンラインで提供する公開講座を無料で受講することができ、一定の成績に到達すれば修了証を得ることができます。

2013年11月に、日本およびアジアにおけるMOOCの環境整備と普及促進を産学連携により実現するため、「日本オープンオンライン教育推進協議会」（略称 JMOOC）が設立されました。現在は本学を含む国内の大学とさまざまな民間企業や研究機関、約90団体が加盟しており、本学が講座を提供する公認プラットフォーム「gacco」の会員登録者数は20万人を突破するなど、新たな教育サービスとして注目を集めています。