- 上智大学ダイジェスト
- 上智大学ダイジェスト(2016年12月)
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第6回上智大学全国高校生英語弁論大会「ジョン・ニッセル杯」を開催しました
"Creating Our Future Together"をテーマにスピーチ。19人が本選に出場
本選出場者と審査員で記念撮影
11月19日(土)四谷キャンパス国際会議場において、第6回上智大学全国高校生英語弁論大会「ジョン・ニッセル杯」を開催しました。
第6回を迎える今回の大会テーマは、"Creating Our Future Together"。187人の応募者のなかから厳しい第一次審査を通過した19人の高校生が全国から集まり、自分自身の経験や様々な視点から、それぞれ理想の未来像を熱く語りました。
早下隆士学長と吉田研作言語教育研究センター長の開会の挨拶に続き、昨年度優勝者の米野謙さんから出場者に応援の言葉が贈られました。
3位に入賞した富山国際大学付属高等学校の梶谷笑菜さんは女性の地位向上について自信に満ちたスピーチを、2位の指原佑佳さん(神戸女学院高等学部)は自身の夢である社会問題解決のために実際に一歩踏み出すことの大切さ、貧困撲滅のために取り組んでいる活動について力強いスピーチをしました。
優勝者の愛知県立旭丘高等学校の平井紫織さんは、幼少の頃より本格的に練習に励み目指したプロサッカー選手への夢を手放し、医師を目指す決意をした自身の経験に基づきスピーチしました。「人生に迷っても内なる羅針盤が必ず道を示してくれる。私たちひとりひとり、誰もが果たす役割が必ずあり、より善い世のために貢献できることを信じよう」と真っ直ぐに語りかけ、聞き手の心を打ちました。
惜しくも受賞を逃した皆さんのスピーチも未来のため、人々ができることのアイデアに溢れていました。若い高校生の皆さんの問題意識の高さと真摯な想いが、より善い明日をもたらすと確信させる素晴らしい大会となりました。