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上智大学中国連絡処北京事務所を設立しました

早下隆士学長の祝辞

早下隆士学長の祝辞

 10月24日、上智大学中国連絡処北京事務所の開所式典を、北京長富宮飯店の水蓮の間において挙行しました。

 式典には早下隆士学長のほか、駐中国日本大使館文化教育処参事官の横井理夫氏、北京外国語大学中日人文交流研究センター理事長・前在日中国大使館教育処公使参事官の白剛氏、中国教育部留学服務センター副主任の徐培祥氏など、中国国内30機関の高等教育機関国際交流部門の責任者が列席しました。

 早下隆士学長は祝辞で、「北京事務所は上海事務所に次いで、中国における2番目の連絡処として11月1日に開所します」と宣言。「近年本学は北京エリアの大学との交流提携を積極的に推進しており、清華大学や人民大学などの17大学との交換留学協定を結んでいます。このたび北京大学および北京第二外国語大学との協定を新たに結ぶとともに、今後も北京エリアの大学と相互発展のため、さらに緊密な連携を進めていきます。北京事務所には、中国各地における円滑な学術交流と学生募集の充実のため、中国国内でのさまざまな活動を推進し、さらなる成果を上げることを期待しています」と述べました。

中国国内30機関の高等教育機関国際交流部門の責任者も出席した

中国国内30機関の高等教育機関国際交流部門の責任者も出席した

 駐中国日本大使館文化教育処参事官の横井理夫氏は祝辞のなかで、「現在、海外から来日する外国人留学生は21万人。そのなかでも中国から来日する留学生は9万人に上ります。北京は中国の首都であるだけでなく、多くの大学生が集まるため、事務所を北京に設立したことは時代に適しており、その利点を最大限に生かしてさらなる日中友好交流を推進することを希望します」と述べました。

 上智大学中国連絡処北京事務所長の李欣立氏は、「上智大学の留学生は、現在1456名に上り、そのなかで中国人学生が占める割合は38%の565名。十数年前に比べ5倍になりました。上智大学では2025年までに在学留学生比率を20%の2940名にする計画です」と説明しました。

 上智大学中国連絡処北京事務所は、より優れた中国の学生を募集するために積極的な役割を発揮することが期待されています。

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