- 上智大学ダイジェスト
- 上智大学ダイジェスト(2016年10月)
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ハラルフード専門の食堂「東京ハラルデリ&カフェ」が四谷キャンパスにオープン
ハラル認証の授与式も行われた
9月27日、宗教法人日本イスラーム文化センターによるハラル認証を取得したハラルフード専門の食堂「東京ハラルデリ&カフェ」の内覧会が四谷キャンパスで行われました。会場には同センターのクレイシー・ハルーン事務局長、ムスリムの留学生、日本人学生などが集い、ハラルフードを楽しみました。また、ハラル認証の授与式も行われ、早下隆士学長が認証書を受け取りました。同店は秋学期授業開始日である9月29日にオープンしました。
留学生と懇談する早下学長
ハラルフードとは、イスラーム教の戒律に沿って調理された料理で、ムスリムが口にすることを禁じられている豚肉、調味料を含めた豚肉由来の食材、アルコール類を一切使用しない点が特徴です。同店で提供されるのは小鉢付き朝食セット(200円)や、単品メニューとしてのカレーやミートソースパスタ(各350円)、タンドリー釜で焼き上げる本格的なナンなどが味わえるデリセット(500 円)のほか、ハラル対応のデザートやドリンクも用意されています。また、留学生を中心に要望の多いベジタリアン向けのメニューも併せて設けるなど、多様なニーズに対応しています。
メインとライス、デリ2種が楽しめるデリセット(500円)
本学では2015年より昼食時にハラルフードの弁当販売を行ってきましたが、多い日には1日150食が完売するなどムスリム以外の教職員や学生からも好評を博していることから、このたび店舗としてハラルフードを提供することとなりました。平日は朝8時から夜20時までの営業で、ムスリムの学生・教職員の食生活をサポートします。また、食堂はムスリムの学生・教職員が利用できる祈りの部屋(2013 年設置)の近くに設けるなど、ムスリムのライフスタイルに配慮しています。