- 上智大学ダイジェスト
- 上智大学ダイジェスト(2016年2月)
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外務省青少年交流事業“KAKEHASHI PROJECT”で、ユダヤ系アメリカ人学生グループが本学を訪問
早下隆士学長とユダヤ人学生グループ代表
1月15日、外務省が行う北米地域との青少年交流事業"KAKEHASHI PROJECT"により来日しているユダヤ系アメリカ人学生のグループ15人が本学に立ち寄り、学生たちと交流しました。グループは、第二次世界大戦中、多くのユダヤ人難民にビザを発給し、その命を救ったことで知られる外交官杉原千畝氏のゆかりの地などを巡りました。
杉原圭佑さんとユダヤ人学生Arielさん
杉原千畝氏の曾孫である杉原圭佑さんが本学の総合人間科学部教育学科に在籍しており、交流会に参加。杉原さんが紹介されると、参加者の皆さんはたいへん感激していました。特にグループの中の一人の男子学生は、リトアニアで杉原千畝外交官がビザを発給したことによって命が救われた男性の孫にあたるということで、圭佑さんとお会いできる機会に恵まれたことに深い感謝の念を示されました。今回、このように時を超え、人と人が平和でつながったということを確認できたことは大変印象深く、このプロジェクトの名称である“KAKEHASHI”を象徴する出来事でした。
キャンパスツアー
学生の皆さんは、昼食をとりながら、ユダヤ教と仏教の比較や、就職のことなどそれぞれの関心事を話し合い、楽しいひと時を過ごしました。その後、本学学生が大学紹介のプレゼンテーション、そして最後にキャンパスを案内しました。