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上智大学の最新の話題をお知らせします
6月8日から20日まで「上智大学国連Weeks」を開催します
本学では今回で3回目となる「上智大学国連Weeks」を開催します。国連の活動に関するシンポジウムや講演会などを通して、世界が直面する課題について考える機会を提供することを目的としています。国連創設70周年の節目の年に開催される今回は、国連軍縮担当上級代表のアンゲラ・ゲイン氏や元国連事務次長の明石康氏を招いた国連創設70周年特別シンポジウムのほか、無国籍者問題に焦点を当てた写真展などをはじめとした企画が予定されています。
期間中に開催される主なイベントは下記のとおりです。ぜひご参加ください。
(左から)ケイン氏、明石氏、植木教授
【6月8日開催】国連創設70周年記念シンポジウム
「21世紀の国連‐創設70周年を振り返り、未来を構想する」
■日時:2015年6月8日(月)17:30~19:00※要事前申込み
■会場:上智大学四谷キャンパス2号館17階 国際会議場(駐車場なし)
■対象:本学学生および教職員、高校生、一般
■費用:無料 ■言語:英語・日本語(同時通訳あり)
■登壇者:
・国連軍縮担当上級代表 アンゲラ・ケイン 氏
・国連文化会館理事長・元国連事務次長 明石 康 氏
・本学総合グローバル学部教授・元国連広報官 植木 安弘
■モデレーター:日本経済新聞編集委員・本学客員教授 春原 剛 氏
■申込み方法:Eメールで件名に6/8国連シンポジウム参加希望とし、本文に氏名と所属を明記して申込み。
お申込み先:soumu_kouenkai@cl.sophia.ac.jp
無国籍者に焦点を当てた写真展は20日まで
©UNHCR/G.Constantine
【6月8日~20日】写真展“Nowhere People:The World's Stateless”
■会期:2015年6月8日(月)~20日(土)
■開館時間:9:30~17:00(予約不要、無料)
■会場:上智大学四谷キャンパス 2号館1階エントランスロビー(駐車場なし)
■費用:無料
■共催:上智大学、UNHCR駐日事務所
初日の6月8日(月)12:45よりオープニング・セレモニーを予定しております。どなたでもご参加いただけますので、お気軽にお立ち寄りください。
登壇者:上智大学長 早下隆士、UNHCR駐日事務所代表 マイケル・リンデンバウアー氏 他
【6月19日開催】NHK日本賞50年記念シンポジウム「異文化理解とメディア」
NHK日本賞は、世界の教育コンテンツの向上と、国際的な理解・協力の増進を目的として、1965年にNHKが創設した国際コンクールです。本シンポジウムでは、国際交流と異文化理解をテーマにした同賞の受賞作品のプレビューを行い、ディスカッションを通じて、異文化理解とメディアの役割について考えます。
■日時:2015年6月19日(金)17:30~19:30(※無料、申込み不要)
■会場:上智大学四谷キャンパス2号館17階 国際会議場(駐車場なし)
■対象:本学学生および教職員、高校生、一般
■登壇者:
・立教大学教授・日本賞審査委員 竹中 千春 氏
・国連広報センター長 根本 かおる 氏
・本学グローバル教育センター長・総合グローバル学部 教授 廣里 恭史
・本学文学部新聞学科 准教授 阿部 るり
■モデレーター:本学メディア・ジャーナリズム研究所長・文学部新聞学科 教授 音 好宏
その他のイベントや詳細については、下記本学公式ホームページをご覧ください。
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世界最大規模の国際学生コンペティション「ハルト・プライズ」に本学チームが日本の大学として初めて出場しました
観衆から高い評価を得た本学チーム
3月13日から14日にかけて、大学院生と学部生で構成される本学学生のチームが、中国・上海で行われた国際学生コンペティションであるハルト・プライズの地区大会に出場しました。日本から同大会に進出した大学は他の2大学を含めて今回が初。惜しくも決勝進出は逃しましたが、独創性のある提案が審査員、観客から高い評価を得ました。
ハルト・プライズは、2009年に米国の名門ハルト・インターナショナルビジネススクールの卒業生によって創設。ビル・クリントン元大統領が主催する財団らとパートナーシップを組んで毎年開催しています。社会貢献活動を促進するビジネスアイデアを競い合う分野において、世界最大規模の学生コンペティションとされています。約2万組の応募の中から、書類選考および地区大会を勝ち抜いた5チームが決勝に進出。優勝チームには起業資金として100万ドルが授与されることから、世界中の名門ビジネススクールなどから多くの学生が参加しています。
今年のテーマは「スラム街の幼児教育問題」。本学チームは「対話教育」をテーマに、スラムに住む子供の視点からみた教育問題という設定で発表を行い、「言語力」、「協調性」、「自己肯定力」の育成の3点を通じた教育の有効性と収益性を訴えました。多くのチームが教育の有効性よりもビジネス展開に注力した発表を行う中、ストーリー仕立ての独創的なプレゼンテーションが高く評価され、観衆からの評価では全チーム中最高得点を記録しました。
チーム代表を務めた大山匠さん(哲学研究科博士前期課程2年)は、「MBAの学生ではない自分たちが模索しながらプランを練り上げていく過程は大変だったが、とても良い経験となりました。結果、彼らに負けない評価をいただけたことは大きな自信につながりました」と話しています。