上智大学ダイジェスト

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イスラム教の学生・教職員向けにハラルフードの弁当販売を開始

販売車の前には連日長い行列が

販売車の前には連日長い行列が

 4月16日より、本学では、学生・教職員の国籍・文化・宗教など更なる多様化に対応するための施策の一環として、食事に制限のあるムスリム(イスラム教徒)の学生・教職員向けに、日本イスラム文化センターによる「ハラル認証」を取得したハラルフードの弁当販売を四谷キャンパスにて開始しました。本学ではムスリムが祈りを捧げる部屋をキャンパス内に設けるなどの取組みを行ってきましたが、ハラルフードの販売は今回が初となります。

 ハラルフードとは、イスラム教の戒律に沿って調理された料理で、ムスリムが口にすることを禁じられている豚肉、調味料を含めた豚肉由来の食材、アルコール類を一切使用しない点が大きな特徴です。本学では、ASlink株式会社の協力を得て、厨房・調理器具にいたるまで完全ハラル対応の弁当を提供いたします。

 販売されるのは、弁当、カレー類など(価格350円~500円)のほか、ハンバーガーやサイドメニューも用意。授業実施期間および試験実施期間の平日(月~金)であれば、毎日利用することが可能です。ムスリム以外の学生・教職員も利用することができ、販売車の前には連日長い行列ができるなど、盛況となっています。

文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」およびTBSドラマ『天皇の料理番』のタイアップ特別企画として留学応援トークイベントを本学にて開催しました

留学を目指す学生にアドバイス

留学を目指す学生にアドバイス

 4月20日、本学10号館講堂において、文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」およびTBSドラマ『天皇の料理番』のタイアップ特別企画として、留学応援トークイベントが開催され、約500名の高校生・大学生が来場しました。

 文部科学省による「官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム~」は、本学卒業生の船橋力氏 (経済学部経営学科卒)がプロジェクトディレクターを務める新たな海外留学支援制度です。将来世界で活躍できるグローバル人材を育成するため、支援企業・団体からの支援・寄附により、官民が協働して学生の留学を支援する取り組みとして注目を集めています。本学からもこれまで1期生8名、2期生4名の合計12名が採用されています。

約500名の高校生と大学生が来場

約500名の高校生と大学生が来場

 このイベントには船橋氏のほか、俳優の鈴木亮平氏が参加。本学卒業生でもあるTBSの古谷有美アナウンサー(外国語学部英語学科卒)の司会で進行しました。高校時代にアメリカに1年間留学経験がある鈴木氏は、自らの海外経験を振り返りながら、「楽しくなくてもいい、有意義だったと思わなくてもいい、それでも海外に行った経験は、その後、社会に出てからきっと活かすことができる」と海外留学の魅力を熱く語りました。また、「言語力よりコミュニケーション力が大事」と説き、留学を目指す来場者にアドバイスを送りました。

 イベントの最後には流暢な英語でスピーチを披露。「映画やエンターテイメントをとおして、日本人およびアジア人男性のイメージを変えていきたい。イチローさんや野茂英雄さん、三船敏郎さんや渡辺謙さんが活躍して、日本や日本人の国際的なイメージを変えたように、日本の魅力をアピールしていきたい」と将来のビジョンを語り、イベントを締めくくりました。

体育会競技ダンス部が東都大学学生競技ダンス選手権大会で優勝しました

優勝したメンバーたち

優勝したメンバーたち

 4月19日に開催された第110回東都大学学生競技ダンス選手権大会において、本学体育会競技ダンス部が見事団体優勝に輝きました。同部は団体優勝のほか、ルンバの部とクイックステップの部でも部門優勝を勝ち取っています。

 この度の優勝に際し、同部主将の大澤隆太郎さん(法学部国際関係法学科4年)は、「部員一同の総力が発揮され、我部は団体優勝を成し遂げることが出来ました。本大会団体優勝は1994年以来、実に21年ぶりの出来事で、我部の本大会における団体優勝は創部以来3度目となります。今年は創部50周年の節目の年でもありその記念すべき年の公式戦初戦で団体優勝という結果を残す事が出来、部員一同誇りに思います。競技ダンス部を長年支援して下さっております本学学生センターの方々、体育会の皆様方には本当に感謝しております」と話しています。

 また、「6月7日には東部日本学生競技ダンス選手権大会、7月12日には全日本選抜学生競技ダンス選手権大会が控えています。これからの公式戦でも良い結果を御報告出来ますよう、部員一同、練習に励んで参りますので、応援宜しくお願い致します」と述べ、決意を新たにしています。

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