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- 上智大学ダイジェスト(2015年4月)
上智大学の最新の話題をお知らせします
ユネスコアジア太平洋地域教育局および東南アジア教育大臣機構高等教育開発センターと教育連携協定を締結しました
(左から)高祖理事長、杉村副学長と
UNESCOアジア太平洋地域教育局の代表
2015年3月6日、本学はユネスコアジア太平洋地域教育局および東南アジア教育大臣機構高等教育開発センター(SEAMEO RIHED)の各々と教育連携に係る包括的な協定を締結し、バンコクにて調印式が執り行われました。
これらの協定に基づき、高等教育分野などでの共同プロジェクト・研究の実施、教職員・スタッフ間の交流、本学学生が参加するインターンシップの実施、、シンポジウムやセミナー等の共同実施などを展開します。学部高学年生・大学院生を対象としたインターンシップは、各インターンの担当業務に加え、それぞれの機関のミッションや事業の理解を深めるとともに、業務体験を通じた自身の専門分野での能力開発、関係諸機関との交流、現地の文化や社会を理解する機会などが提供されるプログラムとなっています。
SEAMEO RIHEDとも協定書を取り交わす
本学は平成25年度文部科学省「大学の世界展開力強化事業(AIMS)」に採択されたことを機に、ASEAN4カ国7 大学との交流促進を目的とした留学プログラムSAIMSを開始しました。また、2015年2月1日には、本学5番目の海外拠点となる「上智大学ASEANハブセンター」をバンコクに開設。このASEANハブセンター、本学のカンボジア拠点、及びこのたびの両機関とのパートナーシップによって、ASEANや大メコン圏の高等教育ネットワークの連携を強化しつつ、東南アジア地域との学術・研究交流に積極的 に取り組んでいきます。
16世紀刊行の貴重図書「ルター聖書」を図書館で一般公開
国内で同版を所蔵する研究機関は本学のみ
ドイツの宗教改革者マルティン・ルターがギリシャ語からドイツ語に翻訳した、いわゆる「ルター訳聖書」を本学中央図書館で現在公開しています(4月28日まで)。この聖書は、平成25年度私立大学等研究設備整備費の補助を受けて本学が昨年購入した、1560年に刊行(装丁は1674年)された旧約・新約聖書完本です。
聖書の教えを民衆に分かりやすく伝えるという目的で150点以上の手彩色木版画の挿絵が収録されたフォイエルアーベント聖書と呼ばれているもので、活版印刷も駆使されています。17世紀には挿絵が模倣され、プロテスタントのみならずカトリックの聖書にも使用されました。国内で同版を所蔵する研究機関は本学のみです。
新約聖書の扉絵
公開後は貴重本書庫に保管され、現物を目にすることは難しくなります。この機会をどうぞお見逃しなく。公開日時は以下のとおりです。
3月23日(月)~4月28日(火)午前9時から午後5時(3月中。4月は午後6時まで)。土曜日は4時半(3月中。4月は5時まで)。学外の方は図書館入り口で「ルター聖書見学希望」とお伝えください。日・祝日は公開しません。
この貴重な聖書は、オンラインでも全ページが閲覧可能となっています。電子版のリンク先はこちら
体育会アイスホッケー部3部において優勝、来年度の2部への昇格を決めました
最終戦でゴールを決めた瞬間
9月から12月にかけて関東大学アイスホッケーリーグ戦が開催され、本学体育会アイスホッケー部が3部において7戦全勝で優勝、来年度の2部への昇格を決めました。最優秀選手賞には山本竣也さん(理工学部)が、最多ポイント賞には名倉稜乃さん(総合人間科学部)が選ばれました。
2014年度主将の室賀ゆう貴さん(文学部)に話を聞きました。
—優勝した感想を
2年ぶりに2部への復帰が決まり、とてもうれしいです。OB・OGの方々をはじめ応援していただいた皆さまに感謝します。
選手、マネージャー全員で勝利を祝う
—勝因は
氷上でのスポーツはスケートリンクを確保する必要があり、練習時間が限られてしまいます。そのため、どうしても高校時代に競技を経験した選手に頼りがちになりますが、今年のチームは6人の経験者の力に加え、入学してから競技を始めた選手たちの頑張りが優勝につながりました。
—練習での工夫は
シーズンの前半は主にスケーティング技術の向上を図り、後半は戦術的な練習に集中しました。限られた練習時間を効率的に使ってチーム力の向上を目指しました。アイスホッケーの楽しさが感じられるようなメニューを心がけました。
—次のシーズンに向けて
三年生を中心に2部での健闘を期待します。5月から春リーグが始まりますので、皆さん応援をよろしくお願いします。