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多様な人材が輝く 変化に強い企業に

読売新聞大阪本社版朝刊

PR SDGs

長谷工コーポレーションで今年6月、初の女性社内取締役に就任した吉村直子氏。地球温暖化や建設業界が抱える人手不足問題など、事業を取り巻く環境が大きく変化する中、多様な人材の獲得や定着、活躍を支える取り組みに力を注いでいます。同社が掲げる重要課題と解決に向けての諸方策、今後の展望などについて聞きました。

株式会社長谷工コーポレーション取締役執行役員 経営管理部門サステナビリティ推進担当兼グループシニア事業管掌
吉村 直子
初の女性社内取締役として社内外から注目されています。

取締役は「株主からの経営受託者」というべき立場にあり、その責務は大変重いものです。会社が厳しい場面に直面した際にも、そのかじ取りに大きな責任を求められることになりますが、組織として人材の多様性があれば、会社を成長させ経営を安定的に継続できる確率を高めることが可能です。その多様性を社内に広げ、次の世代につなげていくことが私に期待されている重要な役割の一つと考えています。

「多様性」を実現するために取り組んでいる方策とは?

「個性活躍」を重要課題の一つとして挙げています。それを実現するために、女性活躍にも力を入れています。建設業界においては、当社グループの女性社員および女性管理職の比率は比較的高いほうです。当社としては今後も引き続き女性活躍推進を進めていきますが、さらに多様な人材が個性を十分に発揮して活躍していけるよう、今年4月に「ダイバーシティ&インクルージョン推進方針」を策定しました。

多様な人材の活躍を推進することのメリットとは?

年齢や性別、国籍、身体状況などで格差をつけることなく、様々な場面で多くの人々に活躍してもらうための取り組みを進めています。多様な人材がいる組織は、同質性の高い組織に比べて、時代の変化や事業環境の変化にも強いはずです。企業のレジリエンス(強靭きょうじん性)を強化できるのです。当社は衣食住の中の「住」にかかわる企業として、人々の命を守り、安全・安心・快適な住まいと暮らしを提供するという大きな使命があります。そのためには、どのような時代でも柔軟な発想を生み出し、力強く前進していけるよう、多様な人材が活躍できる組織を実現することが重要だと考えています。

持続的経営を可能にするために設立されたサステナビリティ推進部を統括される立場として、人的資本だけでなく様々な取り組みを実践されています。

社会インフラとしての住まいと暮らしにかかわる事業を手がける企業として、積極的に何を手がけていくか――。当社が取り組む喫緊の課題として掲げているのが「脱炭素」と「省CO2」です。具体例としては、建設現場では使用電力の100%再エネ化を進めるとともに、重機類のエネルギー源を従来の軽油などから環境配慮型燃料に切り替えつつあります。また、建築物については、CO2排出量が少ない「H-BAコンクリート」の独自開発やマンションにおける木造化技術への挑戦、省エネ性能を高めたマンションの供給など、多面的に取り組んでいます。

ご自身が入社された当時と今の若手社員との違いを感じられますか?未来を担う社員に向けてエールを。

私は入社以来、高齢者の居住環境に関する調査研究やコンサルティングに携わってきましたが、当社では性別や年齢に関係なく仕事を任せてもらえるといった気風があり、私もいろいろなチャレンジをしてきました。今の若手社員は優秀ですが、ある意味でとても慎重です。彼・彼女たちに伝えたいのは、何事にも積極的に挑戦し、目の前にあるチャンスをしっかりつかんでほしい、ということです。勇気を出して一歩前に踏み出すことで、その先には必ず新しい道が開かれると伝えたいです。


(吉村直子氏 プロフィル)
1992年長谷工コーポレーション入社。94年から長谷工総合研究所で高齢者住宅・施設事業に関わる調査研究、コンサルティングに携わる。主席研究員などを務め2023年6月から現職。

SDGsとは

「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。2015年の国連で採択され、2030年までに達成すべき17の目標を掲げている。

ジェンダーの平等を達成し、すべての女性および女児が能力を最大限に発揮できる社 会をつくる。
すべての人のための継続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用および働きがいのある人間らしい雇用を促進する。
包摂的で安全かつレジリエントで持続可能な都市および人間居住を実現する。