受賞者メッセージ
MESSAGE

今まで英語をどのように学んできましたか

文部科学大臣賞(最優秀賞)

大坪 直央さん

「洋楽が歌えたらカッコいいな」という単純な理由で英語学習を始め、表現できることが増えるのが楽しくて、どんどんと英語にハマっていきました。まず基礎の文法を自分のものとし、シンプルな英語でも実際に使ってみるうちに会話が少しずつできるようになりました。高校は国際科に進学し、帰国子女やハーフ、ネイティブの先生たちに囲まれて3年間を送りました。英語ができる人たちに囲まれて、好きだった英語がコンプレックスに変わりとても辛かったけれど、ひたすら英語に触れて使いまくる高校生活で積み上げたものが今回の賞にもつながったと思います。

文部科学大臣賞(最優秀賞)

奥 はんなさん

「流暢な英語を話すことができる人になってほしい」という両親の思いもあり、幼いころから外国人の生徒と一緒にネイティブスピーカーの先生がいる英会話教室に通っていました。家では海外のテレビ番組や映画を英語で観ていたため、英語を学習して話すことができるようになったというよりは、自然と英語が身についた気がします。その後、英語教育に力を入れている国際科コースのある高校に入学し、スピーチコンテストやディベートコンテストなどに出場をして、英語のスピーキング能力を伸ばしました。

文部科学大臣賞(最優秀賞)

江島 恵莉さん

とにかく単語を覚える努力をしました。英検やTOEFL等外部のテストを受ける機会が多く、その度に語彙力を増やすことを心がけました。他にも英語の本を読んだり、洋画を観たり、時々pod castで英語のニュースを聞いたりします。母がアメリカ人であるため、周りの人からは「英語が話せて当たり前」と思われることが多いのですが、家庭内言語は日本語で、海外で暮らしたこともなく、英語はあまり上手ではありませんでした。分からないことがあれば母にいつでも聞くことができたのはアドバンテージかもしれませんが、コツコツ勉強することで自分の英語のレベルを徐々に上げることができたと思います。

優秀賞(個人の部)

寺西 未有さん

私が0歳の時から、両親がネイティブスピーカーと話す機会をたくさん与えてくれていました。さまざまな国の英語に対応できるようにと、アメリカ人だけではなく、イギリス、カナダ、オーストラリアの英語の発音にも触れさせてもらいました。私の両親は英語を話さないので、代わりに家の中や車の中では日常的に英語のDVDやCDを流してくれ、英語を耳から聴き、何冊もの英語の本を自然に口から出てくるほど暗唱しました。日本語・英語の区別なく楽しみながら日常生活の一部として身につけた記憶があります。成長して英語を学び直した際にも、ネイティブ圏だけではなくアジア圏の方々の英語も"聴いて"、"理解"しながら学びました。英語は習得に際限がないので、現在も学んでいる最中です!

優秀賞(グループの部)

ピタベッダラ ヴィターナゲー サンダリ ディルシャーニさん

中学校の時から高校までスリランカで英語を学びました。得意な科目ではなかったけど、英語を学ぶのは楽しかったです。高校卒業後の2015年に日本に留学して、2年間日本語を勉強しました。その間日本人の子どもたちを英語クラスのボランティアとして6ヶ月サポートする機会があり、日本でも英語を使える場が多いと感じました。改めて大学で英語を学びたいと思い、大阪女学院大学に入学しました。

優秀賞(グループの部)

フラナンド アヤンティ ディサーラさん

スリランカでは中学から高校まで英語を勉強しましたが、ほぼ全てが教科書での勉強でした。そのため、今の大学に入学するまでは英会話に対し苦手意識が強かったです。大学に入ってからは英語ネイティブな先生達と積極的に会話し、英語で話すことに対する苦手意識がなくなりました。また学内では授業だけではなく、クラブ活動などで英語にかかわる時間を増やすようにしています。

インプレッシブ賞(個人の部)

浅見 龍之介さん

辛いことやつまらないことは長続きしなかった過去の経験から、常に楽しんで勉強するよう心がけていました。日本語で観たことのある映画(ディズニー映画がお気に入りです)を英語音声で英語字幕をつけながら観たり、自分の好きな話題を取り上げている新聞記事を英語で読んだり、自分が心から楽しめるものに英語という要素を加える方法で習得しようとしました。特に大学生になってからは、自分の興味のある分野を英語で勉強することを実践しています。そういった工夫もあって、長い間楽しみながら英語を勉強できたと思います。

インプレッシブ賞(グループの部)

片岡 永理奈さん

大学生になってからは、海外からの留学生の多い学内環境に恵まれました。そのおかげで、留学生の友達と話したり遊んだりしていく中で、自然に英語を学んできました。

インプレッシブ賞(グループの部)

森田 美咲さん

私が高校を卒業するまでに触れた英語はいわゆる“受験英語”で、単語を覚えて正しい文法を組み立てることが中心でした。また「日本で生活するから英語を話せるようになる必要はない」とも感じていました。大学でも特に英語とは関係ない心理学を専攻しましたが、良い意味で想定外なことに、留学生と英語で話したり、自分の意見を英語で伝えたりする機会が多く、うまく伝えられないことに悔しさやもどかしさを感じることが多々ありました。それからは積極的に留学生と交流したり、国際交流事業に参加したり、英語で行われる授業に参加したり、英語のラジオ番組や英字新聞に触れるなど、毎日の生活の中で英語に触れる時間を意識して作りました。

本コンテストに参加した感想等をお聞かせください

文部科学大臣賞(最優秀賞)

大坪 直央さん

「この3人だからここまでできた」というのが率直な感想です。十分な準備時間を確保できなかったことで、グループ内で何度も衝突があり「もう止めようか」と話し合ったこともありました。でも、3人で出場したからこそ各自の得意な部分を最大限に生かせ、さらにお互いの信頼があったからこそ、当日は私たちらしく強みを出し切ることができたと思います。他の参加者の方々のリサーチ力の高さや、スライドのセンスなど学ぶこともたくさんあり、参加することができて良かったです。

文部科学大臣賞(最優秀賞)

奥 はんなさん

高校からの仲のいいメンバーで今回のプレゼンコンテストに挑んだのですが、大学が違うことでなかなか3人全員が集まることができず、主に個人で準備することになり苦労しました。それでも、それぞれの性格や強みをよく知り信頼関係や団結力があったため、本番はしっかりと息を合わせてプレゼンができました。友達歴5年のこの3人だからこそ受賞できたのだと、コンテストを終えた今では感じています。

文部科学大臣賞(最優秀賞)

江島 恵莉さん

高校からの友人2人と、大学が違っても共に何かを達成する経験を持てたことが嬉しかったです。それぞれ多忙でなかなか思うように準備が進まず、一時はどうなるのかと心配していましたが、結果を残すことができて良かったです。大きなホールでのプレゼンテーションは緊張をしましたが、舞台に立つと自信を持って気持ちよく発表をする事ができ、楽しかったです。

優秀賞(個人の部)

寺西 未有さん

2大会連続でファイナルステージに進出できたこと、そして今回過去最多の759名の応募者の中で個人の部優秀賞をいただけたことを嬉しく思います。プレゼンテーションを作るにあたっては、八丈島に1週間現地調査に赴き、現地のツアーガイドに1日かけて八丈島を案内していただき、都立八丈高校の全校生徒へのアンケートを実施。八丈島の中学・高校教員の方々にもインタビューをしました。このような有意義な現地調査ができたのも、八丈島出身の大学の親友のおかげです。ご協力いただいた全ての方々、そしてファイナルに進出できるかどうか当日まで分からないにもかかわらず、北海道から応援に来てくれた家族にも感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。

優秀賞(グループの部)

ピタベッダラ ヴィターナゲー サンダリ ディルシャーニさん

去年初めて本コンテストに参加しました。個人の部でトップ50に選ばれたのですが、その時に本学からグループの部で参加したディサーラさんと一緒に本選を見て、「もうちょっと頑張れば私達も受賞できないはずがない」と強い気持ちで語り合いました。「次は2人で一緒に挑戦しよう」と、今回はグループの部に参加しました。去年参加した際に見つけた弱点を振り返りながらプレゼンの準備をし、プレゼンの内容やコスチュームに工夫をしたことが好結果につながったと感じました。親友と一緒に受賞できたのが一番の喜びです。チャレンジすることは価値があるものだと改めて感じました。

優秀賞(グループの部)

フラナンド アヤンティ ディサーラさん

去年初めてグループの部でこのコンテストに参加して、トップ50に選ばれました。その時に本選を見て、「来年は必ずトップ10まで上がり、本選の舞台でプレゼンしたい」と思いました。そこで今年は、去年同じく参加したサンダリさんと一緒にグループの部に再チャレンジしました。サンダリさんとは大学でも同じクラスでずっと一緒に授業を受けているので、お互いに理解し助け合うことができました。それが優秀賞に繋がったと思います。

インプレッシブ賞(個人の部)

浅見 龍之介さん

多くのことを学ぶことができ、参加して良かったと思いました。今回は聴衆をいかに楽しませるかを軸にプレゼンを準備したので、インプレッシブ賞をいただけてとても嬉しいです。まだまだプレゼンの構成に関してロジックが足りないところ、聴衆を行動へと導くレベルのプレゼンではなかったこと、質疑応答への準備不足など様々な反省点があります。来年のコンテストの開催時期はアメリカ留学中ではありますが、一時帰国してでも再挑戦したいと思います!

インプレッシブ賞(グループの部)

片岡 永理奈さん

一つのプレゼンテーションを森田さんと2人で作り上げていく過程で、自分自身を表現することの大切さを再認識すると同時に、難しさも感じました。内容を練る段階においても、発表をする場においても、2人で作るからこそ、自分の考えを真の意図に出来る限り近い形で伝えることを心がけました。そして相手の考えについても、その意図を誤りなく汲み取れるよう、理解できたと確信するまで意識的に問い続けるようにしました。

インプレッシブ賞(グループの部)

森田 美咲さん

最初に浮かんでくるのは「楽しかった」という気持ちです。夏の終わりから12月1日まで、友人たちから「図書館に住んでいるのでは?」と思われるほど大学の図書館に通いつめ、パートナーである片岡さんと意見を交わしながら試行錯誤してプレゼンを作りました。何かに夢中になったり、一生懸命になれるのはとても素敵なことです。その分、やりとげた後に得られるものは大きいと感じています。また、他の方々のプレゼンレベルが非常に高く、学ぶことがたくさんありました。今回のコンテスト結果から得た自信をもとに、他の方々の優れた点も自分のものとして、さらにプレゼンスキルを高めていきたいと思っています。

将来の夢について、教えてください

文部科学大臣賞(最優秀賞)

大坪 直央さん

将来は何らかの形で世界中の人たちとつながる仕事に関わりたいと思っています。その“何か”は未だ模索中ですが、大学生活でいろいろな人と出会い視野を広げて、自分の将来と向き合いたいと思います。それと、死ぬまでには世界一周旅行に出て、世界中の人たちと友達になりたいです!

文部科学大臣賞(最優秀賞)

奥 はんなさん

まだ具体的なことは決まっていませんが、自分の一番の強みである英語を活かし、グローバルに活躍したいです。

文部科学大臣賞(最優秀賞)

江島 恵莉さん

将来やりたいことはまだ見つかっていませんが、英語を活用できる仕事ができたらいいなと思っています。今の時点では様々な分野の学問に触れ、将来の可能性を広げて行きたいと考えています。

優秀賞(個人の部)

寺西 未有さん

八丈島で現地調査を行うなかで、亜熱帯気候である八丈島、現在住んでいる東京、そして私の出身地である北海道の気候の違いの多さに興味を持ち、大学での学びとは別に気象学(気象予報士)を勉強中です。日本の気候を解析するためには、世界中の大気の状態を把握しなければなりません。またそれに関係する物理学の学習なども必須です。将来は、英語や現在習得中の中国語を活かして、八丈島を含め多くの自然の美しさを伝えるとともに、自然災害のメカニズムと防災を学び、減災に活かすことで人々の役に立つことができれば嬉しいです。

優秀賞(グループの部)

ピタベッダラ ヴィターナゲー サンダリ ディルシャーニさん

将来は日本での就職を希望しています。特に自動車メーカーを目指していて、言語力やプレゼンのスキルを活用できるような職場で成長して行きたいです。大好きな日本と母国のスリランカの役に立つ素敵な女性になりたいです。

優秀賞(グループの部)

フラナンド アヤンティ ディサーラさん

将来は日本で就職したいです。また、さまざまな国の人と交流ができるよう、日本と諸外国をつなぐ仕事に就きたいと希望しています。

インプレッシブ賞(個人の部)

浅見 龍之介さん

最終目標として、モチベーショナルスピーカーになりたいと考えています。モチベーショナルスピーカーとは、自らの経験をもとにしたスピーチで人々に勇気を与える職業です。自分自身も、いろいろな人から行動する勇気をもらってここまで成長することができたと思います。そして、そういった方々が自分をより良い方向に導いてくれたように、自分も誰かに人生を変える勇気を与えられる存在になりたいと考えるようになりました。今はスキルも知識も経験も不足していますが、来年の1月から始まるアメリカ編入留学をはじめとした挑戦を通して自分をさらに磨き、将来皆さんの前で人生を変えるスピーチがしたいと思います。

インプレッシブ賞(グループの部)

片岡 永理奈さん

どんな仕事についても、自分の生き方で人生を歩める人になりたいです。今回のプレゼンテーションは、そのための貴重な一ステップだったと思います。「自己表現」とはどうあるべきか、実践しながら見つめなおすよい機会となりました。

インプレッシブ賞(グループの部)

森田 美咲さん

現在の専攻である心理学の学びを、さらに大学院で深めたいと思っています。また、「英語を話せる」「自信をもってプレゼンできる」力は、心理学というフィールドにおいても自分の強みになると感じています。今後も、英語とプレゼンのスキルを磨きつつ、社会に貢献できるような研究をしていきたいです。

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