English

香港杯 全日本大学 学生大使 英語プログラム2018-2019 Hong Kong Cup All Japan University Student 
Ambassador English Programme 2018/2019

 香港と日本のかけ橋となる学生大使を募集します。香港と日本の交流を促進するアイデアを英語で発表してください。最終審査会で4人の学生大使を選抜し、2週間の香港研修へ派遣します。また、希望者には日本の香港関連機関またはジャパン・ニューズで最長2週間のインターンシップの機会があります。奮ってご応募ください。

主催:香港特別行政区政府 駐東京経済貿易代表部
共催:ジャパン・ニューズ
後援:外務省、文部科学省、読売新聞東京本社
協賛:キャセイパシフィック航空、大昌貿易行、香港政府観光局、香港貿易発展局、香港中文大学、日本香港協会

■応募資格

日本の大学の正規の学生(大学院生は除く)で、英語を母国語としない方。国籍不問。

※英語を公用語とする国・地域の一覧はこちら
※応募資格の最終判断は主催者が行います。

▲ページトップ

■スケジュール

募集期間:2018年9月12日(水)~12月10日(月)
予備審査結果発表:2018年12月28日(金)までに応募者全員にメール等で連絡
最終審査会:2019年1月19日(土)

▲ページトップ

■予備審査とテーマ

以下のテーマから1つ選び、英語で3分間の発表要旨を録音してください。また最終審査会で使用するパワーポイントから5枚以内のスライドを選んで送ってください。

1.ビジネス
香港の製品・食品・サービス・習慣を日本に売り込む

まだ日本に入ってきていない、あるいはまだ日本では一般的でない香港の製品・食品・サービス・習慣を一つ選び、日本でそれを普及させるためのビジネスプランを立ててください。

<ポイント>
・あなたがユニークだと思う香港の製品・食品・サービス・習慣を一つ選んでください。なぜそれが日本でヒットすると思いますか?選んだ理由を説明してください。
・ターゲットは誰ですか?日本でどのようにプロモートしますか?
・なるべく市場の分析やビジネスプランの概要を含め、あなたの提案を詳しく説明してください。

2.文化
文化交流を促進する大学共同イベントやプログラム

文化交流を促進するために、あなたの大学と香港の大学が共同で行うイベントまたはプログラムを考案してください。

<ポイント>
・どのような活動であれば、日本と香港両方の大学生を引き付けると思いますか?
・イベントまたはプログラムの形式や期間に制限はありません。たとえば日本、香港または別の地域で行われる1回のみのイベントでもかまいませんし、インターネットやSNSを使って継続的に行われるプログラム、または両方を組み合わせたものでもOKです。
・そのイベントまたはプログラムを行うことで、どのように文化交流を促進できますか?
・どのようにして、日本と香港両方の大学生の参加を促しますか?
・なるべく実行計画の概要を含め、あなたの提案を詳しく説明してください。

3.観光
日本の大学生向けの香港ツアープログラム

日本の大学生に向けた香港のツアーを考案してください。

<ポイント>
・通常の旅行ガイドに掲載されているプランとは一味違うものを作ってください。日本の学生が興味を持ちそうなユニークな内容にしてください。
・ツアーの期間に制限はありませんが、1週間以内が望ましいでしょう。
・どのような日程で、どこを訪れ、どこに泊まり、誰に会いますか?このツアーに参加すると、他では体験できないどんなことができますか?
・なぜこのツアーが日本の大学生にとって魅力的だと思いますか?

■プレゼンテーションのヒント

初めてプレゼンテーションをする方は以下を参考にしてください。

  1. テーマを決める
    どのテーマに1番関心があるか、どのテーマならアイデアがわくか、資料が手に入りやすいか、などを考慮して決定しましょう。
  2. 現状について調べる
    いずれのテーマを選んだ場合も、現状がどうなっているかを調べます。香港にあって日本にないものは何か。外国の大学とコラボの例、あなた自身どんなツアーなら参加したいか、考えてみて下さい。
  3. アイデアを膨らませる
    現状について調べたら、問題解決のためのアイデアを考えます。すでに実施されている案は避けて、自由にクリエイティブに発想しましょう。実現可能性にこだわる必要はありませんが、あまりにも現実離れしたアイデアもよい評価は期待できません。
  4. パワーポイントを作成
    考えがまとまったらパワーポイントでスライドを作成します。予備審査は5枚以内ですので、まずタイトル(大学名、氏名とともに)を入れて、次に現状認識、自分の提案、実施計画などについて、概要を説明します。最終審査会に進出することになったら、自分の提案をさらにくわしく説明するため、スライドの枚数を増やしましょう。
  5. 録音する
    パワーポイントに沿って3分間で読める英文原稿を作成します。滑らかに読めるまで練習しましょう。最初に大学名と氏名を録音してください。

▲ページトップ

■応募方法

応募は締め切りました。

応募フォームに必要事項を入力し、以下のファイルを添付してください。

【注意事項】

  • ①~③のファイル名は自分の氏名にしてください。
  • 発表には自作のタイトルをつけて、②の英文スライドの1枚目に大学名、氏名を入れてください。
  • ①の音声の冒頭に大学名、氏名を録音し、再生して聞こえ方を確認後、応募してください。
  • 応募フォームは、必要事項を入力し①~③を添付しないと送信できない仕組みになっています。
  • 送信できない場合は、事務局へ電話かメールでお問い合わせください。
  • 応募作品は完全なオリジナル作品で、第三者の権利を侵害していないものに限ります。
  • 応募フォームの「オリジナル作品であること等の確認欄」にチェックを入れてください。
  • 表、グラフ、データを使用する場合は出典を明らかにしてください。
  • 著作権や肖像権のある画像・動画・音声を使用する場合は、権利者から許諾を得てください。
  • 応募された書類の個人情報は事務局にて厳重に管理され、本プログラムの審査、発表、連絡のみに使用されます。
  • 応募されたスライド、音声の著作権は主催者に帰属します。

▲ページトップ

■問い合わせ

03-3216-7112(平日9:30-17:30)
メール:hongkongcup@yomiuri.com

▲ページトップ

■最終審査会

予備審査を通過した15人が、6分間の英語プレゼンテーション、3分間の審査員とのQ&Aを行います。

日時:2019年1月19日(土)
場所:KDDIホール(東京・大手町)
http://www.kddihall.kddi.com/access.html

最終審査会は一般の方も観覧できます。
希望者は氏名、職業(学生の場合は大学名)を明記の上、
hongkongcup@yomiuri.com
へお申し込みください。
締め切りは2019年1月11日(金)です。

【注意事項】

  • 最終審査会では応募したスライドに加えて、別のスライドや動画も使用することができます。(枚数制限なし)
  • 最終審査会で使用するPC、パワーポイント操作用リモコン、ピンマイクは主催者が用意します。
  • 首都圏以外からの出場者はJR/航空券を手配します。関東地方以外の方には前夜の宿泊先を用意します。

▲ページトップ

■審査員

法政大学ビジネススクール 教授 ケネス・ペクター氏
香港特別行政区政府 駐東京経済貿易代表部 首席代表 シェーリー・ヨン
香港政府観光局 日本局長 堀 和典氏
読売新聞東京本社編集局英字新聞部次長 奥村 健一

▲ページトップ

■審査基準

予備審査

内容、分析、提案 内容が豊富で興味深い。分析が深くアイデアに独自性、創造性がある。
構成、スライド 発表に流れがあり論理的である。スライドが工夫されている。
英語、発表 英語が自然で、速度が適度に調節されている。発表に説得力と効果がある。

最終審査

内容、分析、提案 内容が豊富で興味深い。分析が深くアイデアに独自性、創造性がある。
構成、スライド 発表に流れがあり論理的である。発表用資料が工夫されている。
英語、発表 英語が自然で、速度とジェスチャーが適度に調節されている。
学生大使としてのふさわしさ 香港への情熱と興味があり、聞き手に信頼と親しみを感じさせる様子で意思を伝えることができる。質疑応答では、テーマに関する知識と独自のアイデアを基に、適切な返答をすることができる。予期せぬ質問にも冷静に対処できる。

▲ページトップ

■賞品

トロフィー 1位、2位、3位、敢闘賞
文部科学大臣表彰状 1位、2位、3位
エコノミークラス香港往復航空券 1位、2位、3位、敢闘賞
2週間の香港研修(香港中文大学でのプログラムを含む) 1位、2位、3位、敢闘賞
図書カード3万円分
図書カード2万円分
図書カード1万円分
図書カード7千円分
図書カード千円分
1位
2位
3位、敢闘賞
上記以外の最終審査会出場者
応募者全員
ジャパン・ニューズ無料購読6か月間
ジャパン・ニューズ無料購読3か月間
1位
2位、3位、敢闘賞
希望者には日本の香港関連機関またはジャパン・ニューズで最長2週間のインターンシップ(交通費・宿泊費除く) 1位、2位、3位、敢闘賞

※敢闘賞は海外経験1年未満の学生が対象です。

▲ページトップ

■英語が公用語の国リスト

※以下の国籍の方は外務省ホームページで英語が公用語となっているため、応募できません。

アイルランド、アメリカ合衆国、アンティグア・バーブーダ、インド、ウガンダ共和国、英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)、エチオピア連邦民主共和国、オーストラリア連邦、オマーン国、ガイアナ共和国、ガーナ共和国、カナダ、カメルーン共和国、ガンビア共和国、キプロス共和国、キリバス共和国、クック諸島、グレナダ、ケニア共和国、サウジアラビア王国、サモア独立国、ザンビア共和国、シエラレオネ共和国、ジャマイカ、シンガポール共和国、ジンバブエ共和国、スーダン共和国、スリナム共和国、スリランカ民主社会主義共和国、スワジランド王国、セーシェル共和国、セントクリストファー・ネーヴィス、セントビンセント及びグレナディーン諸島、セントルシア、ソマリア連邦共和国、ソロモン諸島、タンザニア連合共和国、ツバル、ドミニカ国、トリニダード・トバゴ共和国、トンガ王国、ナイジェリア連邦共和国、ナウル共和国、ナミビア共和国、ニュージーランド、パキスタン・イスラム共和国、バヌアツ共和国、バハマ国、パプアニューギニア独立国、パラオ共和国、バルバドス、東ティモール民主共和国、フィジー共和国、フィリピン共和国、ブルネイ・ダルサラーム国、ベリーズ、ボツワナ共和国、マーシャル諸島共和国、マラウイ共和国、マルタ共和国、マレーシア、ミクロネシア連邦、南アフリカ共和国、南スーダン共和国、モーリシャス共和国、ヨルダン・ハシェミット王国、リベリア共和国、ルワンダ共和国、レソト王国、レバノン共和国、ニウエ、香港

▲ページトップ

■学生大使2017-2018からのメッセージ

武庫川女子大学 本田諭美

テーマ:【観光】あなたが香港を紹介する30分の旅番組(テレビまたはウェブ動画)のプロデューサーだとします。香港の魅力を紹介するユニークなアイデアを考えてください。
タイトル:Satomi’s Neighboring Show

本田諭美

私は「観光」というテーマを選び、「香港の周辺地域の魅力」についてのプレゼンテーションを作成しました。プレゼンテーションを楽しんでもらうことを目標として掲げていたため、テーマも少しユニークなものにしました。紹介する観光地も、地元のマーケットや電気街など、期待を良い意味で裏切るような、意外性のあるスポットを選びました。その結果、観客や審査員に楽しんでもらえるプレゼンテーションにすることができたのではないかと思っています。

香港研修で最も印象に残っているのは、中文大学の学生と一緒に、香港の海辺へ出かけたことです。フェリーに乗って離島に行ったり、小舟で海に出たりしました。大都会というイメージの香港ですが、綺麗な自然も楽しめるという新たな魅力を発見することができ、とてもいい思い出になりました。

プレゼンテーションを作る際は、どのようにしたら観客が楽しめるかを考えてみてください。そして、観客が楽しむためには、発表者が楽しんでいることが前提です。楽しみながら試行錯誤を繰り返し、入賞を目指して頑張ってください!

慶応義塾大学 村上正臣

村上正臣

テーマ:【ビジネス】まだ香港に入ってきていない日本製品または料理を一つ選び、香港でそれを売るためのビジネスプランを立ててください。
タイトル:Drop-in Futsal in Hong Kong

プレゼンでは、ロジックに欠陥が無いかに気を付けました。プレゼンの骨格を作ってから、何度も自問自答をしました。例えば、「なぜ香港なの?」「どうして成功するの?」などです。この対策のおかげで、質疑応答も落ち着いて答えることができました。

香港研修で印象に残ったことは、香港における「スポーツ市場の可能性」です。事前リサーチ、現地のサッカー・プレミアリーグ観戦、現地の人との交流から、香港では「する」及び「みる」スポーツの文化が未発達のように感じました。香港人は、スポーツを楽しむのに十分な経済的余裕を有し、欧米文化を受け入れる土壌もあり、スタジアム等の施設も所有しています。また香港では、皆働くことに重きを置いている印象です。香港人の働き疲れを癒すものとして、スポーツを広める可能性を見出しました。

これから応募される方は、全力でプレゼンに挑み、楽しむのが良いと思います。どのような結果になっても、全力でリサーチをして、資料を作成し、英語プレゼンをしたことは自分の財産になります。ぜひ楽しんでください!

上智大学 西尾穂乃花

テーマ:【観光】あなたが香港を紹介する30分の旅番組(テレビまたはウェブ動画)のプロデューサーだとします。香港の魅力を紹介するユニークなアイデアを考えてください。
タイトル:The Harbor Where Sunrise Meets the Fragrant

西尾穂乃花

このページを見ておられる方は「香港に一度も訪れたことないんだけど」とか「人前で喋るのはちょっと」ということで、応募を迷っておられる方もいると思います。私自身も学生大使になる前は、飲茶とディズニーランドくらいしか知りませんでした。でもいまは、すっかり「香港迷」(香港が大好きで仕方がない人)になって、暇さえあれば香港行きの飛行機を探しています。

応募にあたって、香港のことをリサーチするのはもちろんですが、学生大使としての魅力を見られていることも大きいと思うので、ユニークなアイデア、好奇心、ユーモアなどで、聞いて下さる人を笑顔にしてください。そうすればプレゼンテーションの順位に関係なく、参加したこと自体が人生の糧になるのかなと思います。

香港研修では政府機関を訪れる機会があるのですが、多くの女性が鮮やかに活躍されている姿や、香港中文大学の優秀な学生と出会うことで、進路に悩んでいた私も、香港が生み出すエネルギーに背中を押されました。この香港杯を知ったあなたは、もう香港行きのチケットに手を伸ばしているのと同じです。失敗しても失うものは何もないし、香港杯を知った偶然をチャンスに変えてチャレンジしていただけたらと思います。とっても応援しています!

関西学院大学 辰巳菜々子

テーマ:【観光】あなたが香港を紹介する30分の旅番組(テレビまたはウェブ動画)のプロデューサーだとします。香港の魅力を紹介するユニークなアイデアを考えてください。
タイトル:Unusual Hong Kong – Cultural Travel with Local Artists -

辰巳菜々子

香港の新たな魅力を伝えるテレビ番組を考えた際、これまでの旅番組では紹介されてこなかったものに注目しようと考えました。それゆえ、これまでに放送された香港に関する旅番組を見たり、視聴者が旅番組で知りたいことについて約50人を対象にアンケートを行い、それを基にプレゼンテーションを作成しました。より説得力がある内容になるよう、データを多く活用するようにしました。また、プレゼンテーションで自身が作成した旅番組の予告ビデオを流すことで、審査員に印象が残るよう工夫しました。

香港研修で最も印象に残ったことは、香港中文大学の学生と交流したことです。バディーをはじめ、同じ寮の学生など、多くの学生や留学生と交流する機会がありました。観光では行かないような場所や、おすすめのレストランに連れて行ってもらい、充実した時間を過ごすことができました。また、香港の社会や日本との関係についても話す機会があり、香港についての興味が深まりました。

今年度の香港杯に応募される方へのアドバイスとしては、自信をもってプレゼンテーションをして欲しいと思います。一生懸命考えた内容に自信をもって発表すれば、審査員の方々にもその熱意が伝わると思います。また、何度も練習を重ねることも大切です。そして、このような貴重な経験をさせていただけるプログラムはなかなかないと思うので、是非チャレンジして欲しいと思います。頑張って下さい。

▲ページトップ

■ダウンロード

PDFファイルをご覧になるには、ADOBE READERが必要です。

ADOBE READER

▲ページトップ