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経済学部教授 佐々木信夫氏 大阪市特別顧問就任へ

 「大阪都構想」(大阪府と大阪市を廃止し、新たに大阪都という広域自治体と8つの基礎自治体(特別自治区)に再編成する)の具体化について、「新たな区」(特別自治区)創設を担当する大阪市特別顧問に佐々木信夫氏(都市行政学)が2月24日付で就任した。

 これは同構想を掲げる橋下徹大阪市長からの就任要請を受けてのもの。特別顧問として、府市統合後の大都市制度、とりわけ3年後スタートの特別自治区について、現24行政区の統廃合や特別自治区移行に伴う公選区長や議会制導入、区役所の組織や職員機構、財政調整制度、住民自治の強化など具体的な制度設計を助言、指導する役割です。大阪都構想の骨格をなすこの分野は前杉並区長の山田宏、東大教授の金井利之、慶大教授の土居丈朗氏と4人のチームで担当し、佐々木教授は座長代理を務めます。