トップ>ニュース>理工学研究科修士2年中林拓也さんが IUPAC Poster Prize を受賞しました
8月14-17日までヘルシンキ(フィンランド)で開催されたIUPAC(国際純正・応用化学連合)主催の14th IUPAC International Symposium on MacroMolecular Complexes (MMC-14)において応用化学専攻博士前期課程2年の中林拓也さん(芳賀研究室)がIUPAC Poster Prizeを受賞しました。
発表内容は、錯体分子内に強い金属間相互作用をもつユニットを、弱い相互作用により層状に積層したときの電気化学応答について検討しその結果を発表しました。今回の受賞理由は、積層膜構造の構築に配位結合を用いたことで、層間距離をコントロールして層間の相互作用を交互に規則的に制御できた点が評価されました。
写真はスオメンリンナ島(世界遺産)で開催されたバンケット中の受賞式でのスナップ(左端が中林さん)です。