7月2日(土)、遠山亮子教授担当の「知識創造戦略論」の講義において、株式会社セブン-イレブン・ジャパン 取締役常務執行役員 商品本部長 鎌田 靖 氏 を客員教授として招聘した特別授業を実施しました。
鎌田客員教授には、「セブン-イレブン・ジャパンの商品戦略~顧客の心をつかむマーチャンダイジング~」というテーマでご講義いただきました。
講義は同社の概要・経営理念に始まり、東日本大震災発生時およびその後にセブン-イレブン各店のオーナーと同社がどのように対応し、いかに地域生活の復興に貢献したかを貴重な写真と映像資料を交えて説明があり、3人の被災地店舗オーナーの話から、デイリー食品や生活用品などの供給がいかに地域社会にとって不可欠な存在であるかがあらためて実感できました。
続いて、多くの経験から至った目標である「近くて便利」なお店実現への取り組みが説明され、商品開発の考え方・グループシナジーの追求へと幅広く展開しました。
講義終了後には、限られた時間の中ではありましたが院生から熱心な質問が寄せられ(新規開店時の地域社会への配慮・海外展開時の外国人オーナーへの対応について)、丁寧に質問にお答えいただきました。
【プロフィール】
鎌田 靖(かまた・やすし)氏
1982年 中央大学文学部哲学科社会学専攻 卒業
2006年 株式会社セブン-イレブン・ジャパン執行役員 商品本部IT・雑貨部長
2008年 株式会社セブン・ドリーム・ドットコム 代表取締役社長
2008年 株式会社セブンネットメディア取締役
を経て現職
※中央大学ビジネススクールは、社会人のみを対象とした「戦略経営リーダー」を育成する専門職大学院です。
働きながら、平日夜間・土曜日・日曜日を利用して都心の後楽園キャンパスで学び、2年間でMBA(経営修士(専門職))を取得できます。