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理工学研究科博士3年藤井翔さんの論文が世界最大の化学学会の学会誌に掲載されました

理工学研究科博士3年藤井翔さん(芳賀研究室)の論文がアメリカ化学会(ACS)の表面化学専門学会誌に掲載されました。

【掲載誌名】
Langmuir誌
【発行日】
2011年6月16日
【論文著者】(敬称略)
藤井翔、金井塚勝彦、鳥谷部祥一、小林克彰、宗行英朗、芳賀正明

藤井さんは、水溶液中で金の薄膜表面にレーザーを当てることで、ごく小さな気泡(マイクロナノバブル)を発生させ、その気泡に吸い寄せられる流れを利用してナノサイズの物質をリング状に集積させる、という研究をしています。
レーザーを止めると気泡は消えますので、従来の集積方法のようにテンプレート(型)を使わない、というのがポイントです。
その技術で、図のように「CHUO」の文字を発光性ナノ微粒子を用いて浮かび上がらせています。