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3月11日、海部俊樹元総理ご臨席のもと、台湾・國立中央大学において、桜の記念植樹式が挙行

 台湾の國立中央大学と本学との交流協定が締結されたのを記念して、本年3月11日、國立中央大学のキャンパス(桃園県中壢市)において、桜の記念植樹式が挙行された。式では、先方の台湾・國立中央大学の蒋 偉寧・校長(=学長)から、「綺麗な桜を贈っていただき、大変に感謝している」と、ご挨拶があり、他に各学部の学部長、教職員が参列し、それに学園内にある幼稚園の児童50名ほどが出席して、可愛らしい声援を挙げていた。

 本学からは、永井和之総長・学長をはじめ、教職員約20名、学員(本学卒業生)日華友好会のメンバー37名、および海部俊樹元総理、それに台湾研修中の中央大学経済学部学生16名、合計80名ほどが参加し、盛大に挙行された。永井総長・学長は「この桜が日本と台湾との友好の絆になれば喜ばしい」と挨拶された。

 本学と台湾の國立中央大学は、「おなじ中央大学という名前を持つ大学同士、協定を結んではどうか」という、馬英九総統直々のご提案で協定締結に至った。同校が今回の桜のために準備して下さったのは、手の込んだ本格的な庭園である。國立中央大学が本校との協定推進に非常に熱心に取り組んでいる証と言えるだろう。数年後には綺麗な花びら付けた満開の桜が、台湾の人々の目を楽しませてくれるに違いない。

 中央大学学員日華友好会は、長田繁会長はじめ会員たちが日本と台湾との友好関係促進のために心を込めて、これまで長年にわたって1000本近くの桜を台湾に寄贈してきた。今回は、8回目の植樹式となる。これまで寄贈した桜は、台湾の各地で専門の植木職人らによって大切に世話されている。なお、植樹式後に催された台湾中央大学との交流会の中で、学員日華友好会松本彧彦副会長(海部俊樹元総理秘書・日台スポーツ・文化推進協会・理事長)が中華民国100年(2011年)2月15日付けで楊進添・外交部長(外相)から外交奨章を贈られた新規ウインドウ旨のご紹介があり、出席者による拍手で包まれた。

 なお、出発に際して、羽田空港特別室にて結団式があり、海部俊樹元総理から「桜を贈るという、皆さんの活動が草の根的な国際交流を支えている」と激励された。