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世界初「情報をエネルギーへ変換することに成功」理工学部教授 宗行 英朗と助教 鳥谷部 祥一が記者会見を行いました

 去る11月11日、後楽園キャンパスにて、東京大学と共同で研究成果に関する記者会見を行いました。発表者は以下の通りです。

中央大学理工学部
  教授 宗行 英朗(物理学科)
  助教 鳥谷部 祥一(  〃  )
東京大学大学院理学系研究科
  教授 佐野 雅己(物理学専攻)
  教授 上田 正仁(  〃  )
  博士課程 沙川 貴大(  〃  )

 19世紀から150年もの間議論されてきた、「マックスウェルの悪魔」と呼ばれる科学史上の重要な概念があります。今回、サブミクロンスケールでの極めて精密な加工技術と、リアルタイムでの正確な制御システムを組み合わせ、これまで理論上の存在であった「マックスウェルの悪魔」を、世界で初めて実験により実現しました。これにより、観察から得た「情報」を用いて「エネルギー」を取り出すこと、すなわち「情報をエネルギーへ変換できること」を実証しました。

 本研究成果は、英国の科学誌 Nature Physics誌に掲載されます(11月14日オンライン版に掲載)。
また、「掲載される論文の中でも特に価値が高いもの」として、News&Viewsに取り上げられることが決定しています。
(論文タイトルは“Experimental demonstration of information-to-energy conversion and validation of the generalized Jarzynski equality")

 詳細は以下をご覧ください。