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中央大学は国連アカデミック・インパクトに参加します

 2010年8月4日、国連の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長を迎えて、日本における「国連アカデミック・インパクト第1回会合」が早稲田大学にて開催され、高等教育を通じて国際的な課題の解決を図る「アカデミック・インパクト・イニシアチブ」が、本学を含む5大学によってスタートしました。

 本学からは、副学長・理工学部教授 加藤俊一、理工学部教授 山田正、文学部准教授 緑川晶が参加し、「持続可能社会のための水環境・水処理技術者の育成(中央大学 国際水環境理工学人材育成プログラム)」など、今年度の本学の取り組みを紹介しました。

 現在の国際情勢には環境問題、食糧問題およびエネルギー問題が深い影を落としており、それらは全て「水」をキーワードとして繋がっています。水に起因する各種の環境災害・環境被害が頻発し、地球規模での気候変動や水環境の汚染とあいまって、その解決は喫緊の課題となっています。

 「中央大学 国際水環境理工学人材育成プログラム」では、外国人留学生を含む大学院生を対象に、我が国の産業界と行政の風土ならびにその利点に習熟し、かつ国ごとの歴史・文化・風土を尊重する国際的視野を持った高度専門職業人としての水環境・水処理技術者を育成するためのユニークな教育カリキュラムを国内外の大学・研究機関と協力して開発・実施します。

 これにより、東アジアを含む世界の諸地域の水環境に関して、総合的かつ抜本的な改善策を提案・実施できる国際的な人材を育成し、世界の持続可能な発展がなされるように支援します。