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篠みつ子さん(商学部2年)
迫力あるプレーに魅せられる
(写真提供:日本アンプティサッカー協会)
中央大学商学部「ビジネス・チャレンジ講座」(担当・渡辺岳夫教授)の受講生です。同講座は障がい者サッカーのアンプティサッカーを支援。11月11~12日に行われる日本選手権(川崎市)の運営マネジメントに商学部の学生18人が携わっています。
アンプティサッカーとは、主に上肢・下肢に切断障がいのある方がプレーします。日常生活やリハビリ・医療目的で使用している器具「クラッチ」で競技を行うため、足に障がいがある人々にとっては、最も気軽に楽しめるスポーツとして、海外で急速に普及し、認知度も高まっています。
日本ではあまり知られていないようで、私たちがアンプティサッカーの魅力を発信し、日本選手権では観客動員4,000人を目指しています。これまでは1,200人ほどでした。広報・イベント企画・スポンサー営業・飲食店誘致など各班に分かれて活動中です。
講座の初回授業では、日本アンプティサッカー協会最高顧問・セルジオ越後氏を招いての特別講演。その後、中大サッカー場で「体験会」にチャレンジしました。
日本代表選手からクラッチと呼ばれる杖の使い方から、走り方、パスやシュートまでの実技指導を受け、最後はミニゲーム。私たちにとってアンプティサッカーの魅力や難しさを体感する大変貴重な機会となりました。
渡辺教授と受講生全員で、春の全国大会の第4回レオピン杯(大阪市・5月13~14日)を見学。
受講生の名塚さらさんは「アンプティサッカーは一度転んでしまうと立ち上がるのに時間がかかってしまいます。しかし、何度転んでもすぐに立ち上がる選手の姿に胸が熱くなりました」と感激したようで、「選手のレベルが高く、スポーツとして見応えがあります」とアピールしました。
日本選手権の試合会場には、私たちもいます。ぜひ、富士通スタジアム川崎でお会いしましょう。
詳細はこちらからアクセスを!
学生たちが作ったサイトです。
会場・富士通スタジアム川崎(Jリーグ川崎フロンターレ運営・旧川崎球場)特産品販売・期間中は全国から出場する9チームの地域特産品の売店が出店予定。
▽4年
江藤 かな、玉置祐太郎、新村 望、沼崎 拓弥、守田 勧
▽3年
名塚 さら、淵上 裕衣、八重倉 陸、角田 望
▽2年
佐藤 伶美、竹中 雄大、直井 貴裕、原島 崇甫、牧本 天増、増倉 奈保子、山 周平、槇野 圭悟、篠 みつ子