トップ>HAKUMON Chuo【2015年秋号】>【ニュース&中大ニュース】No Car No Life! 大学キャンパス出張授業 マツダ・小飼雅道 代表取締役社長兼CEO
講演するマツダの小飼社長=中大・後楽園キャンパス
No Car No Life!
マツダ・小飼社長
自動車産業のトップが学生らにクルマやバイクの魅力や未来像などを講演する「大学出張キャンパス」―2015年はマツダの小飼雅道(こがい・まさみち)代表取締役社長兼CEOが、10月6日、中央大学後楽園キャンパスでマイクを持った。
左からCX-5、CX-3、デミオ
全国の大学を訪問して展開する自動車工業会主催の大学出張キャンパス。中大では、同企画初年度の2013年、多摩キャンパスでの富士重工業に続く2回目だ。
今回会場の後楽園キャンパス5号館の階段教室は超満員。別の教室をビデオ対応とし、計2会場に約930人が詰め掛けた。
マツダのクルマは、昨年モデルチェンジした『デミオ』がとくに好調で、欧州最大級の国際自動車ショー(9月、ドイツ・フランクフルト)でも大きな話題となった。
超満員の講演会
小飼社長は講演テーマの「今、私が伝えたいこと」のなかで、『これから社会人になる人たちに...』と題して、3つの提言をしてくれた。
分かりやすい提言に聴講の学生らはうなずいている。社会人の厳しさ、仕事の進め方を知った。学生のなかには「3つ提言、いまからでも実行に移せそうだね」と小さな声で隣席と話す人もいた。
同社長はこのほか、学生時代の体験、マツダ入社の経緯、仕事に関する考え方などを講演した。終了後、同社長は別会場に出向き、ビデオ対応だった聴講者にあいさつ、ここでも大きな拍手を受けた。
ロードスター
講演後は学内に出展されたマツダ車4台の回りに人垣ができた。CX-5、CX-3、デミオ、ロードスター。4台はすべて最新型車で、色は燃えるようなレッド。
「運転席へどうぞ。ハンドルを握ってみてください」。スタッフに促されて学生らはドアを開ける。シートに座ってハンドルに触れた途端、笑顔がはじけた。こんなシーンが相次いだ。社長提言にあった「創造的な仕事」を肌で感じたことだろう。
これから社会人になる人たちに