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この冬号でも「中大スポーツ大活躍」をお届けします。
ボクシング、射撃、自動車、フェンシング、準硬式野球と相次いで大学チャンピオンに輝きました。
♪ 力 力 力 中央 中央…と各所で中央大学応援歌が高らかに歌われました。
中大同士の決勝、手前が保田選手、後方が優勝した服部選手
全日本アマチュアボクシング選手権(11月22日~25日、日野市市民の森ふれあいホール)。ライトウエルター級の服部聖志選手(法学部4年)が中大勢による決勝で保田克也選手(商学部2年)を10―7で破って優勝した。服部選手は「高いレベルとスピード、パワー、テクニックを持つ」(中大スポーツ2012=学員体育会発行)
全日本学生、全日本女子学生ライフル射撃選手権(10月11日~14日、埼玉県長瀞総合射撃場)。日本代表女子チームに参加している中大の清水綾乃選手(商学部4年)が「50mライフル3×20女子競技」で昨年に続いて連覇した。50m先のターゲットに3姿勢(立射、膝射、伏射)で各20射する競技。清水さんは「射撃は80%がメンタルによるスポーツだと思います。学生最後の大会だと思うとどうしても勝ちたかった」と振り返った。ライフルの重さは約7kg。これを自在に扱う練習を1日約5時間続けてきた。「練習していないと不安になります」。努力は報われた。
女子団体は総合優勝し、5年ぶりの栄誉に浴した。団体メンバーには清水綾乃、進藤美樹(商学部3年)、小泉茉優(同2年)各選手らが名を連ねた。2位は明大、3位が日大だった。
全日本学生自動車運転競技選手権(11月18日、日通自動車学校杉並校)で中大が団体優勝。
競技は小型乗用の部A・B、小型貨物の部A・Bの計4部門に各1人が出場する各大学4人の構成。個人記録の合計によって順位が決まる。中大チームは乗用Aで森春陽選手(経済学部4年)が1位、貨物A、同Bで光本圭佑選手(法学部4年)、大小原俊選手(同3年)がそろって2位。乗用Bの安津畑翔平選手(経済学部4年)が3位に付け、レベルの高さを見せつけた。
女子の部では、乗用で細野日花里選手(法学部4年)が2位に入った。 今シーズンは既に優勝を決定した全日本学生ダートトライアル選手権(8月5日)、全日本学生ジムカーナ選手権(8月26日)とともに全日本学生選手権3冠を達成し、年間総合杯での優勝が決まった。
主要3大会すべての優勝は全日本学生自動車連盟が表彰制度を始めた1966年以来初の快挙。
全日本大学対抗選手権大会(11月9日~11日、京都・大山崎町体育館)。男子団体サーブル決勝は中大が強豪法大に45-44で競り勝った。優勝メンバーは野里崇有(文学部4年)、前田修吾(経済学部3年)、小谷太洋(同2年)、中島哲雄(商学部2年)各選手だった。
サーブルは「突き」のほか「斬る(カット)」が加わるダイナミックな種目。有効面は上半身だけ。フルーレとエペは「突き」だけで争われる。
他種目の結果はフルーレ団体、エペ団体とも3位だった。
○学生個人では前田選手が優勝
対抗選手権に先立つ全日本学生個人選手権(11月7日~9日、会場同上)では、中大の前田修吾選手(経済学部3年)が朝日大4年の吉岡亜紀選手を15―12で下して優勝、対抗選手権に弾みをつけた。
東都大学準硬式野球秋季大会リーグ戦(9月1日~10月28日、八王子市民球場ほか)中大は勝ち点を全4校から奪う完全優勝、6シーズン連続の通算55度目の制覇。同リーグは東海大が不祥事で参加できず5大学で行われた。笠継康成投手(商学部3年)が5勝を挙げて、最多勝のタイトルを獲得。最優秀投手にも選ばれた。全9試合中6試合に登板。うち5試合に先発し、計37回3分の2を失点3という安定感のよさを示した。
社会人が参加する関東王座(11月10日、明治安田生命八王子グラウンド)決勝で中大は法大に3-0で勝ち、この大会に3連覇。全3試合の得点は19、失点5という強さだった。
準硬式野球部は今シーズン、東都春季リーグ、全日本大学選手権、関東地区・社会人王座決定戦と主要4大会すべてに優勝を遂げた。