トップ>HAKUMON Chuo【2012年秋号】>【ニュース&中大ニュース】中大チャンピオン優勝ラッシュ
昨年の雪辱を果たし、全日本学生ジムカーナ選手権を制覇
全日本学生ジムカーナ選手権=男子団体優勝(8月25~26日、三重・鈴鹿サーキット国際南コース)▼優勝・中央大学、2位・日本大学、3位・慶応大学▼個人2位・安津畑翔平、6位・土田秀幸、7位・森春陽。
全国から36大学が参加した。3人でチームを編成。1人の2回走行で、いいほうのタイムの合計が団体成績となる。中大のメンバーは、土田秀幸(商学部3年)、森春陽(経済学部4年)、安津畑翔平(同4年)各選手。
第1日の予選をトップ通過。最終日の決勝では土田選手が脱輪ペナルティを負ったものの、森、安津畑両選手が安定したドライビングを見せて栄冠に輝いた。団体優勝は17年ぶりだった。
11月の全日本学生自動車運転競技選手権に優勝すれば、全日本学生ダートトライアル選手権、全日本学生ジムカーナ選手権と合わせた「全日本総合杯3冠」となる。
自動車部の紅一点、細野日花里選手(法学部4年)が個人8位に入賞した。
全日本学生選手権で初優勝、喜ぶ選手たち
全日本学生軟式野球選手権=初優勝(8月27~30日、山口・下関市民球場)▼優勝・中央大学、2位・北九州市立大学、3位・愛知東邦大学、愛知大学名古屋学舎▼中大の戦績(以下同じ)1回戦・7-2国際医療福祉大学、2回戦・7-4広島大学、準決勝・6-2愛知東邦大学、決勝・7-5北九州市立大学。
エースの小熊智明選手(経済学部3年)が大活躍した。準決勝で155球の完投勝利。決勝では救援でチームを優勝に導いた。大会は4日間の連戦続き、全4試合に登板し、19回2失点、防御率0.95と抜群の安定感で最優秀投手賞に選ばれた。1966年の創部以降初めての優勝、46年目の頂上。準優勝3度、昨年は初戦敗退だった。
日本学生選手権を2年連続14度目の制覇、
選手たちはプールの中からVサイン(提供=水泳部)
日本学生選手権水泳競技大会=2年連続14度目総合優勝(9月7~9日、東京・辰巳国際水泳場)▼優勝・中央大学、2位・中京大学、3位・日本大学。
競泳部門は2年連続14度目のチャンピオン。初日はやや出遅れたが第2日、最終日で差を詰めた、各種目で確実に上位に入り、400mメドレーリレーを制し、2位に40点差をつけた。水泳部にはインカレ11連覇という栄光の歴史がある。今回で2年連続、輝く歴史を繰り返す。
2年連続で全日本学生選手権を制した
全日本大学準硬式野球選手権=2年連続10度目優勝(8月27~31日、愛知・瑞穂公園野球場ほか)▼優勝・中央大学、2位・甲南大学、3位・九州産業大学、大阪経済大学。▼戦績1回戦・4-0徳島大学医学部、2回戦・3-1関西学院大学、3回戦・6-0名古屋商科大学、準決勝・2-1大経大、決勝7-2甲南大。
最近5年間で4度の全国制覇だ。戦いぶりは堅実そのもの。犠打、盗塁で得点圏に走者を送り、ワンチャンスをものにして得点を重ねていく。投手陣は清水彰仁選手(商学部3年)らの奮闘で相手を2失点までに抑えた。全日本の連覇記録は1966年から4連覇の中京大。次の目標3連覇へ手堅い野球で突き進む。
盛り上がったパブリックビューイング
出雲で、多摩キャンパスで「行け! ちゅうおう」の掛け声が相次いだ。大学駅伝のシーズン開幕戦、「出雲全日本大学選抜駅伝」(主催・日本学生陸上競技連合ほか)は10月8日、島根県出雲大社前から出雲ドーム前の6区間44.5kmに21チームが参加して行われ、伝統復活を目指す中大が2時間11分35秒で3位に入った。優勝は青山学院大で初制覇、2時間9分41秒は大会新記録。2位は東洋大で2時間11分10秒だった。
●1区代田が区間1位
東京―箱根間(217.9km)より距離が短い出雲はスタートが肝心と各校は1区(8km)にエースを投入する。優勝候補の駒大、早大が出遅れるなか、中大は代田(しろた)修平選手(経3)が向かい風をものともせず、外国人留学生選手との激しい展開から抜け出して23分29秒、区間1位の好記録をマークした。2区からアンカーまで区間3位をキープして、前年9位、前年タイム2時間14分35秒をそれぞれ大幅に上回った。次のレースは全日本大学駅伝で11月4日、箱根駅伝は来年1月2-3日だ。
●キャンパスに応援700人
出雲駅伝の模様は多摩キャンパス・Cスクエアでパブリックビューイングとして放送された。700人超の参加者が応援グッズのオリジナルマフラータオルを手に声援を送っていた。
■出場選手
1区・代田修平(経3)2区・藤井寛之(経1)3区・多田要(経2)4区・徳永照(経1)5区・塩谷潤一(理工4)6区・西嶋悠(文3)各選手。