Chuo Online

  • トップ
  • オピニオン
  • 研究
  • 教育
  • 人‐かお
  • RSS
  • ENGLISH

トップ>Hakumonちゅうおう【2010年早春号】>【群像 それぞれの春】東大ロースクールに進学 大学4年間の授業は皆勤

Hakumonちゅうおう一覧

群像 それぞれの春

東大ロースクールに進学 大学4年間の授業は皆勤

小山 友太さん/法学部

小山 友太

 「大学の授業は皆勤賞でした」というので、まずびっくり。「学費を払っている分は、大学で学ぼうという気持ちと、何より授業が好きだった」という。

 在学中は、学内に設置されている多摩研究室、真法会研究室、いわゆる「炎の塔」で1年生の頃から勉学に励んだ。一方、授業は、法律科目だけに偏らないように一般教養科目も多く選択した。3、4年生のゼミでは、法学部のゼミの中でも定評のある中央大学法科大学院教授で弁護士の野村修也先生のゼミで学んだ。そして、春からは、東京大学法科大学院に進学する。将来は「アジアの途上国の法律をつくり、運用する法曹」を目指している。

 「多摩研では、普段の大学生活では交流できない人々と切磋琢磨しながら学べる環境があり、真法会では、先輩との縦のつながりができ、将来像を描くことができました」と小山さん。日頃、交流していた先輩が、裁判官に進まれ、法曹を身近な存在に感じることができたという。

 真法会の中には、法曹を目指さない人もいるそうだが、「法曹以外でやりたい道があるならば、その道を一生懸命頑張ればといい、という研究室の方針も良かった」と振り返る。学外の予備校には通うことはしなかった小山さんは、「多摩の奥地ではあるけど、中大の学習環境に感謝の気持ちでいっぱいです」と強調する。

 2年生の秋から約1年間、真法会で学生代表も務めた。学生代表は、室員の学習状況や今後の方針などについて、研究室のOB・OGと協議するのが役割で、この経験を通して、「目上の人との話し方、手紙の書き方、座席の座り方などの基本的な礼儀を学んだ。弁護士や裁判官の先輩との交流を通して社会人としての基礎を学ぶことができました」という。

 受験した法科大学院にはすべて合格したが、その中でも将来進みたい分野である国際面に強い東京大学法科大学院に進学することにした。「何でも構わないので、自分のやりたいことを必死でやることです」と、後輩たちには目的意識を持って、充実した大学生活にして欲しいとエールを送る。

 読書もよくするというが、「読書は趣味ではありません」と自覚。ライフワークとして読書に勤しみ、その一方で社会を幅広くみるためにも、「お酒のノミ二ケーションも大事にしたい」と小山さんは笑った。

(梶原)