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【ニュースPlus】

硬式野球部・澤村拓一さん(商4)が読売巨人軍入団へ

肩車される澤村投手

 硬式野球部の澤村拓一投手(商学部4年)が10月28日のプロ野球ドラフト会議で、読売巨人軍に1位で指名され、「本当に光栄に思う。心から嬉しいです」と巨人軍入りを表明した。澤村投手は、巨人軍以外には指名されなかったため、入団が事実上確定した。

 この日、澤村投手は、多摩キャンパスCスクエアに設けられた記者会見場で、多くの報道陣とチームメイトらが見守る中で、運命の時を待った。待つ間、何度もネクタイに触り、落ち着きがない。緊張で口が渇くのだろう。水をごくりと飲んだ。

 午後5時、各球団による1位指名が進み、「読売、澤村投手」のコール。憧れていた意中の球団だ。ちょっと目をつぶり、目を開けた澤村投手は、小さくにっこり。そして、涙を何度も手でぬぐった。巨人軍以外からの指名がなかったことがわかると、今度は白い歯をのぞかせて、表情を崩した。

 記者会見で澤村投手は、「阿部(慎之助捕手)、亀井(義行外野手)両OBと同じように活躍したい」と早くも巨人軍で活躍することに想いを馳せた。高橋善正監督には「ありがとうの言葉しかみつからない」と感謝し、希望する背番号を問われ、大学と同じ「18番です」ときっぱり。

 「二桁勝てるピッチャーになる」と決意を示した澤村投手は、チームメイトに胴上げされ、ようやく笑顔がはじけた。

(編集室)