トップ>Hakumonちゅうおう【2009年冬季号】>【ニュースPlus】「総合3位目指す」に激励の熱い声援 箱根駅伝の選手激励会開く
箱根駅伝の選手激励会開く
「総合3位を目指す」と挨拶する浦田監督
正月2、3両日の「箱根駅伝」まで1カ月に迫った12月4日、「中央大学箱根駅伝を強くする会」主催の選手激励会・会員懇親会が上野精養軒で盛大に開かれた。この日は、熱烈な中大駅伝ファンはじめ大学関係者ら約140人が出席。「総合3位を目指す」と誓う選手たちに対し、「頑張れよ!」の熱い声援で励ました。冒頭、挨拶に立った「強くする会」の上岡君義副会長は、かつて高木友乃助総長(故人)が新聞紙上で「仲間を楽にさせる思いやりの心情」を説いたことを紹介し、「(あとに走る仲間のことを思い)最後まで粘り強い走りをして欲しい」と選手たちに激励の言葉をおくった。
続いて久野修慈理事長が、「伝統ある魂を伝授して欲しい」と選手たちを叱咤したうえで、「箱根駅伝を徹底強化していく」と挨拶。次いで永井和之総長・学長、それに井上彰陸上競技部部長(法学部教授)が挨拶に立って、選手の健闘を祈念した。
これらの激励にこたえて、浦田春生陸上競技部駅伝監督は、「総合3位を目指します」と宣言。「15位くらいまで各大学の力は拮抗している。最後は全員で勝ち取って、箱根を終わりたい」と総合力による目標達成を誓った。
次いで選手を代表して高橋靖主将が、「優勝争いに食い込んでいけると思う」と力強く挨拶すると、会場からは「頑張れよ!」「期待してるぞ」と大きな声援が飛んだ。井上洋平主務が4年生から選手を順々に紹介したあと、先に行われた全日本大学駅伝で健闘した大石港与選手に、「強くする会」の熊谷秀男会長から努力賞が贈られた。
乾杯の発声ではじまった懇親会では、選手らを囲んで歓談の輪が広がった。最後に応援団リーダー部、チアリーディング部、ブラスコアー部が披露する校歌を出席者全員で歌って、選手激励会・懇親会を締めくくった。(編集室)