トップ>Hakumonちゅうおう【2009年冬季号】>【ニュースPlus】大学スポーツってこんなに面白い~ 五十嵐圭選手らが出席してシンポ開く
五十嵐圭選手らが出席してシンポ開く
五十嵐圭さん(前列左端)が参加したスポーツシンポジウム
「FAN!FAN!SPORTS ★ ~大学スポーツってこんなに面白い~」のテーマで「第3回スポーツシンポジウム」(主催:FLPスポーツ・健康科学プログラム、企画・運営:河田ゼミC)が11月10日、9号館クレセントホールで開かれた。
今回は、昨年の「応援に行ってもらおう!」というテーマから発展させ、「中大スポーツの魅力」が主題。アメリカンフットボールのXリーグアサヒ飲料チャレンジャーズの有馬隼人さんの司会で、元陸上競技部の飯出昌彦さん、アメフト部RACOONS主将の蓮田和平さん、ブラスコアー部兼体育連盟常任委員長の山本竜平さん、それに中大バスケットボール部OBで、JBLトヨタ自動車アルバルクで活躍する五十嵐圭さんをパネリストに招き、大学スポーツの魅力について語り合った。
まず、それぞれの活動について報告したなかで、蓮田さんは、「入学当時は観客が少なかったんですが、OBがサポーターズクラブ(RSC)をつくってくれたおかげで、応援に来てくれるようになったし、ケガをしても組織がしっかりしているので、適格なサポートをしてくれて、とても良い環境でプレーしています」と満足そうに話した。
飯出さんは、「1、2、3年生の時は全然成績が上がらなかったんですけど、4年の最後の試合でサクセスストーリーが待っていたんです。4年間、挫折しながらも頑張って続けてきたからこそ報われたんだと思います」と競技生活を振り返った。
また五十嵐さんは、「4年間寮生活をしながらバスケットに励んできましたが、この4年間の練習や人との出会いがあったからこそ、今の自分がいると思います」と感謝の気持ちをあらわした。
次に、それぞれのスポーツの魅力について話し合った。蓮田さんは、「アメフトの魅力は熱さです。いろいろなポジションがあり、それぞれの役割が異なっている。大学からスタートする人も多く、4年間で名選手になれる可能性があることも魅力ですね」と熱く語った。
飯出さんは、「陸上の魅力はシンプルさです。(100メートルは)約10秒で集約されるため、集中力がとても大切なスポーツです。数字で明確に勝ち負けが決まるのも特徴ですね」と語った。
またバスケットボールの魅力について五十嵐さんは、「魅力は、試合展開の速さですね。コートの中でディフェンス、オフェンスが頻繁に入れ替わり、1秒あれば逆転できることが特徴です」と強調した。
最近メディアの取材を受ける機会が増えてきている五十嵐さんは、「バスケを多くの人に知ってもらうため」にそうしているという。その結果、今では多くのファンが試合会場に足を運んでくれるようになってきた。「お客さんが多いとプレッシャーはありますが、とても元気が出る。だから、感動を与えたいと思いながらプレーしているんです」と五十嵐さんは相乗効果を強調した。
一方、ブラスコアー部で応援団に参加する山本さんは、「真剣にプレーしている人たちを見るとパワーをもらうことができます」と応援の楽しさを語り、試合会場に足を運べば音や振動、熱さを肌で感じられることをアピールした。
河田ゼミでは、来年の創立125周年を記念して、硬式野球部の対早稲田大学との試合を神宮球場で開催することや、現役学生とOB・OG、教員らによる中大リレーマラソンを行うことを予定している。
学生記者 橋本あずさ(法学部2年)