トップ>Hakumonちゅうおう【2009年秋季特別号】>【スポーツ振興座談会】目指せ「学生・日本一!」高めよう「オール中央」の一体感!
いま何が必要で、何が足りないか―。
スポーツ強化で、中大人の心を熱くし、「オール中央」の一体感を高めよう―と、創立125周年の重点事業の柱のひとつに掲げられているのがスポーツの振興だ。輝く「学生・日本一」を達成すれば、中大を広く社会にアピールすることもできる。そのために何が必要で、何が足りないか。スポーツ担当常任理事の林茂樹文学部教授の司会で、スポーツ振興特別支援対象になっている硬式野球部の高橋善正監督、水泳部の高橋雄介監督、陸上競技部駅伝の浦田春生監督に忌憚なく話し合っていただいた。
高橋善正 硬式野球部監督
高橋雄介 水泳部監督
浦田春生 陸上競技部駅伝監督
(司会)林 茂樹 常任理事
座談会の詳細はこちら(日本語版のみ)
神酒を拝載
陸上競技部の新しい寮となる「東豊田寮」(中央大学学友会体育連盟東豊田寮)の地鎮祭が7月17日、日野市豊田の建設地で、久野修慈理事長、永井和之総長・学長ら大学関係者はじめ、設計・施工者など約50人が出席して厳かに行われた。
神主による修祓にはじまり祝詞奏上などの神事では、地鎮の儀で久野理事長らが鍬入れを行った。また久野理事長、永井総長・学長、高木丈太郎学員体育会会長らがそれぞれ玉串を奉奠。最後に出席者全員がお神酒を拝載して、新築工事の無事を祈った。
神事を終えたあとの直会で挨拶に立った久野理事長は、山や川、田んぼなど自然に囲まれた建設地が素晴らしい環境にあることを強調。「東豊田寮から素晴らしい選手が出て、中央大学の名を高めてくれると確信している」と期待を込めた。
また永井総長・学長は、「素晴らしい場所に素晴らしい建物ができることを大変うれしく思っています」と述べて、関係者らに感謝。また、新しい寮の建設で活躍が期待される駅伝選手らに向けて、「箱根駅伝で素晴らしい成績をおさめてほしいというのが学員の願いです。地域の人たちから『頑張れよ』と言ってもらえるような、町の人にも愛される寮になってほしい」と激励した。
工事の無事を祈る出席者
乾杯のあと挨拶した陸上競技部の小栗忠監督は、「チームワークを大事に部全体がひとつになって箱根の総合優勝を目指して、万全の態勢を整えていきます」と述べ、決意を新たにした。また駅伝の浦田春生監督は、「箱根で優勝できるチームをつくることが大学の願いと自覚しています。十分すぎるほどの環境で、いま以上に練習ができるので、よい結果が出せるように頑張っていきたい」と抱負を語った。
「東豊田寮」は、鉄筋コンクリート造りの5階建て。1階は食堂・ミーティングルーム、トレーニングルーム、マネージャー室、浴室などがあり、2階は監督室、コーチ室などがあり、部員が入る寮室(ふたり一部屋でベット付き)は2階から5階にある。3階には学習室もつくられ、「文武両道」の環境が整う。平成22年3月末に完成する。
寮からはロードを走るにはもってこいの浅川の土手がすぐ近くで、抜群の練習環境にある。
(編集室)