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【PR】エネルギーの未来(第2回)

Sponsored by 三菱商事

世界初 水素の国際間輸送

 三菱商事の環境に配慮した新しい社会づくりへの取り組みを紹介する2回目のテーマは、「水素」だ。工業用として水素の利用の歴史は長いが、二酸化炭素(CO2)を排出しない燃料として新たに期待が集まっている。世界中で技術開発が加速している競争の激しい領域だ。

第1回(再生可能エネルギー)は、こちら

第3回(CCU)は、こちら


ブルネイから日本へ

 水素は燃焼時に酸素と結びついて水になり、CO2や大気汚染物質を排出しない。燃料電池技術を使えば、水素から電気を取り出すこともできる。再生可能エネルギー(再エネ)で作られた電気を使い、水を分解して生産された水素は、製造段階でもCO2を排出しないことから「グリーン水素」と呼ばれ、「低・脱炭素化」の有力な手段として期待されている。

 水素の用途は様々で期待も大きいが、更なる普及のためには水素の生産、貯留、運搬、利用などの各段階で技術開発や新設備の導入を効果的に行っていくことが必要だ。

 三菱商事は2020年、「運搬」技術の確立を目指し、ブルネイから日本へと大量の水素を運び込む世界初の「国際間水素輸送」を実現した。まずブルネイ国内の未利用天然ガスから作られた水素をトルエンと結合させて、メチルシクロヘキサンという液体にして船で日本へ運ぶ。そして日本へ持ち込んだ後に、メチルシクロヘキサンから水素を取り出すことで、既存の設備を活用しながら、水素を大量に運ぶことに成功した。

各国で技術開発

 日本は17年に世界に先駆けて水素の国家戦略を発表したが、その後、各国がコロナ後の産業育成を視野に入れて戦略を打ち出し、追い上げが激しくなっている。日本が打ち勝つために、今後は各企業が得意分野を持ち寄り、より積極的に水素事業に関与することが求められそうだ。

 三菱商事では、多様な産業の知見を組み合わせた水素事業を展開することが可能だ。

 総合力を発揮して、低・脱炭素社会を実現するための挑戦が続いている。

ブルネイの水素化プラント